成果創出型クラウドサーベイを展開するRypleが、BtoBマーケティング・営業・カスタマーサクセス支援サービス「Ryple Survey for Salesforce」をリリース

シードラウンドで1.4億円の資金調達を実施。「定性的な情報にもとづいた企業・個人単位での顧客理解」で効果的なアクションを支援成果創出型クラウドサーベイを展開するRyple株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：畠山忠士、以下「Ryple」）は、シードラウンドにおいてANRIをリードインベスターとして、みらい創造機構、HIRAC FUNDより1.4億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。またBtoBマーケティング、営業、カスタマーサクセスを支援する「Ryple Survey for Salesforce」を本日リリースいたしました。これは、営業やカスタマーサクセスなど顧客接点をもつ部門が、製品・サービスに対する定性的な顧客のフィードバックや隠れたニーズを引き出し、的確なアクションにつなげる一連の活動を支援するプロダクトです。従来の定量情報だけでなく、企業や個人単位で顧客理解の深度を深め、パーソナライズされた顧客体験と売上拡大を実現することを目的としています。今後はChatGPTなどAIを用いた機能の実装で、従来のアプローチでは見逃されがちな定性的な顧客のニーズや期待を捉え、ビジネス成果の最大化に寄与するプロダクトを目指します。サービスサイト：https://www.ryple.co.jp[画像1: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-f8396de19d58bce38003-8.png ]売上創出や体験改善による潜在的な解約・ダウングレードリスク減を目的としたアクションの起点には、深い顧客理解が重要であることは広く認知されています。しかしながら、従来、顧客理解の土台となる情報は主にMA等を利用した顧客の行動ログやプロダクト、サービス利用状況などの定量的なものに限られていました。自社が保有している定量的な情報から得られるのはあくまでも仮説としての優先付けであり、顧客が今置かれている状況や意向、興味関心などの定性的な顧客の実態については、営業やカスタマーサクセス部門等の担当者が個別に1社ずつヒアリングを行うなどして数字の背後にある文脈を補足する必要があります。これが徹底できない場合、商談機会の損失や、誤った仮説に基づくアクションで顧客のニーズにも応えられないという課題がありました。[画像2: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-19675ce2dab658c8c798-2.png ][画像3: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-e0b4e8bc93efd84c8ac7-3.png ][画像4: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-2a5d18185654c55b3935-8.png ]「Ryple Survey for Salesforce」は、Salesforceの顧客データと連携して、企業や個人単位の定性情報を簡単に収集し、Salesforce上で自動的にデータベース化することができます。自社が保有するその他定量データと組み合わせて、正確な顧客理解を実現します。これにより、企業や個人レベルで最適なアクションを導き出し、成果につながるアクションまでSalesforce上で支援することができます。■顧客の考えがみえる、成果につながる「Ryple Survey for Salesforce」の特徴SalesforceのためにデザインされたサーベイRyple Survey for Salesforceは、Salesforceプラットフォーム上で動くAppExchangeアプリ*として開発されています。Salesforceを利用している企業にとって最適なサーベイアプリケーションです。（*Ryple株式会社はSalesforce社の公式AppExchange Partnerです。）Salesforceと当社プロダクト間でAPI連携や項目マッピング等の追加開発は必要ありません。Salesforceにインストールすることで、すぐに利用を開始することができます。サーベイを展開する対象は取引先/取引先責任者/リードから選ぶことができます。展開したサーベイのステータスや回答データは、取引先/取引先責任者/リードに紐付いており、瞬時に可視化することができます。サーベイのデータは、Salesforceのレポート/ダッシュボード機能を利用して、商談や活動などさまざまな切り口で分析やリスト化することが可能で、簡単に活用することができます。顧客体験に合わせて様々なチャネルに対応プロダクトやサービス利用時、ウェブサイト閲覧時、メールコンテンツ上やWebiner・展示会参加時など、顧客体験に合わせて様々なチャネルでサーベイを展開、顧客の定性情報をヒアリング、取得できます。プロダクト/サービス上やウェブサイト上に独自タグを埋め込んでサーベイを展開することができます。プロダクト/サービスのUser IDとSalesforce IDを突合させて、取引先/取引先責任者/リードを特定することで、サーベイを展開する顧客をターゲティングし、回答データとSalesforceの顧客データと紐付け、可視化が可能です。メールでサーベイを展開する機能を搭載しています。企業や個人単位のサーベイURL発行、回答のリマインド自動化、取引先/取引先責任者/リードレイアウト内でのサーベイ管理、一括送信、Lightningフローによるサーベイ展開の自動化が実現できます。継続的な顧客評価とリアルタイムアクション顧客ごとのサーベイ回答データは取引先/取引先責任者/リードに紐付いてSalesforce上でデータベース化されます。これにより、エンゲージメントスコアやヘルススコアなどの顧客評価項目としての利用が容易となります。Ryple Survey for Salesforceのユーザーは、Salesforceのレポートやダッシュボードにて、いつ、どの企業の、誰が、どこで、何といっているかといった状況をリアルタイムで確認できます。また、Salesforce標準機能のChatterやSlackを使用して、社内担当者に通知し、即時アクション可能な環境を実現します。■Ryple Survey for Salesforceのユースケース例継続的な顧客モニタリングと的確なアクション顧客の状態をさまざまな接触ポイントで継続的に確認することで、顧客の状態変化をSalesforceで追跡できます。すぐに対応すべき顧客の変化に対しては、社内担当者にChatter/Slackにてプッシュ通知を送信し、各企業に最適なアクションをリアルタイムで展開することができます。これにより、これまで見逃していた商談機会や解約リスク低減、ダウングレード阻止などの対応を実現します。[画像5: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-5d14aef0a712b425dfbb-5.png ]スケーラブルな営業リード獲得見込み顧客や既存顧客に対して、状況ヒアリングや興味関心をサーベイを通じて一斉に取得できます。サーベイは、プロダクトやウェブサイト上、またはメールにて展開可能です。回答した顧客はSalesforceで営業リードとして瞬時に反映され、営業担当はすぐに行動に移して商談化数を最大化します。[画像6: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-743fe64562692062d529-4.png ]ウェビナー参加者の興味関心を引き出してリアルタイムで営業リード化ウェビナーで顧客の興味関心を判定し、Salesforceの顧客データと突合することなく、シームレスな営業活動を実現します。回答データのスプレッドシート管理など分断されていた作業が無くなり、ウェビナー企画→集客→アンケート→営業リスト化→商談化をワンストップで実現します。[画像7: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-cee809f29752c31af5f7-4.png ] ■VC3社からのコメントANRI 丸山氏「お客様がハッキリと見えない」という事象は企業にとって永遠の課題の一つだと思っています。様々な顧客分析ツールは存在しますが、お客様が「今、何を考えているのか」という肝心な部分がタイムリーに取得できていません。より深く顧客の「今」が理解できればビジネス機会の拡大に繋がるだけでなく、お客様も欲しいものがタイミング良く手に入るというWin-Winな形を作ることができます。そんなシンプルだけど奥深い問いに真正面からアプローチするRypleに投資させて頂きました。ANRIとしても全力で応援・支援させて頂きます。みらい創造機構 金子氏営業は個人の才覚・人脈や代理店ネットワークで成功する時代から、組織で分業し科学的に再現性を高め売上をたてていく時代となってきていると認識してます。「Ryple Survey」は、一般的なアンケート等単発の顧客調査ではなく、継続的に顧客を捉えシームレスにアクションへ繋げるプロダクトとして、新しいサーベイの形にチャレンジしております。東京工業大学OBである畠山代表を含むチームメンバーの知見・スキル・ネットワークにより、「Ryple Survey」が既存顧客営業におけるサーベイとして第一想起を獲得していくことを期待しております。HIRAC FUND 古橋氏Ryple畠山さんとは、私がスマートキャンプにいた時から組織全体に関するアドバイザーをお願いしており、そこからのご縁でこの度出資させていただきました。フルスクラッチのSaaSではなく、Salesforce上で稼働するためローコードでのソリューション提供ができる点をとても評価しております。昨今のSaaSスタートアップへの風当たりの強さはあるかと思いますが、しっかりとプロダクト・組織を磨き込めるチームだと信じています。これからが楽しみです！■経営陣について[画像8: https://prtimes.jp/i/118944/1/resize/d118944-1-81a7d7e7201dd8d35079-1.png ]畠山忠士 代表取締役CEO東京工業大学大学院卒。新卒でグーグル合同会社に入社。SMB向け広告事業の立ち上げ第1号新卒社員として直販から広告代理店マネジメント、大手メディアとのアライアスパートナーを経験。その後、クラウド会計ソフトのfreee株式会社に社員30名規模のフェーズで入社。主にセールス・カスタマーサクセス戦略構築を組織マネジメントとしてリード。会計事務所向けセールス、マーケティング、事業企画を経てサポート組織改革による全社粗利改善など今に繋がる事業基盤を構築。その後独立しスタートアップから大企業まで約40社へのコンサルティングなど、SaaSビジネスの包括的な経験と実績を広く積み、2021年に次なる挑戦としてRyple株式会社を岩井と共同創業。岩井雄大 取締役CTOミクシィでWebアプリケーションエンジニアとして、広告開発、mixiアプリ開発を経験。インブルーに創業メンバーとして入社。開発部門統括として複数タイトルの開発、リリースを最効率で実現する体制を構築。2012年にネクソンへの企業売却を経験し、その後freeeへ参画。アプリケーションエンジニア、人事・採用、Salesforceエンジニアといったオールラウンドな経験。共同創業の畠山とともに2021年にRypleを設立。プロダクト開発をリード。徳永大我 VP of Sales&MarketingNTTグループ会社で得た通信業界の知見を活かし、有志と共にフルコミッション制の営業会社を起業。東京拠点のセールスマネージャーとして組織を統括。2016年にfreeeへ参画。対既存顧客セールス組織の立ち上げ→新規獲得セールス組織のマネジメント→アップセル・クロスセルを目的としたオンラインマーケティング戦略の構築と、ビジネスサイドのロールを幅広く経験。Rypleが目指すミッション・ビジョンに共感し2023年に事業本部長としてジョイン。■資金使途今回のシードラウンドで調達した資金は、主にRyple Survey for Salesforceの開発およびマーケティング/セールス/カスタマーサクセス強化に充てる予定です。■ 会社概要社名 ：Ryple株式会社代表 ：代表取締役CEO 畠山忠士所在地：東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階設立 ：2021年6月事業 ：Ryple Survey for Salesforce の開発、提供サービスサイト：https://www.ryple.co.jp会社サイト ：https://corp.ryple.co.jp当社へのお問合せ先：Info@ryple.co.jp企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ