GHS、NXPのi.MX93およびi.MX95アプリケーションプロセッサファミリ向けに、産業、IoT、および自動車用途向けAI対応プラットフォームをサポートする、生産重視のイネーブルメントを提供

NXPのi.MX93およびi.MX95アプリケーションプロセッサとGHSの安全でセキュアなリアルアイムオペレーティングシステム、仮想化および高度な開発ツールをベースとしたプラットフォーム[画像: https://prtimes.jp/i/43181/15/resize/d43181-15-dc06805b67531483b172-0.png ]組込み機器の安全性とセキュリティの世界的リーダーである、Green Hills Software（本社: 米カリフォルニア州サンタバーバラ）は、NXP(R)セミコンダクターズのi.MX9 アプリケーションプロセッサシリーズをサポートし、安全性を認定されたリアルタイムオペレーティングシステム（RTOS）、仮想化サービス、および安全性が認定されたC/C++開発ツールなど、Green Hills Softwareの安全でセキュアな基盤ソフトウェアをベースとした統合プラットフォームの構築を発表しました。開発者はこのプラットフォームにより、自動車、産業、IoTシステムなど幅広いアプリケーションにおいて安全でセキュアなソフトウェアを効率的に作成し、自信を持って展開することができます。次世代エッジアプリケーションにとって重要な要件は、より高度な処理能力と機械学習機能環境を高速接続と組み合わせることで、より適切に環境を分析し、インテリジェントな意思決定をローカルで行うことです。次世代アプリ設計には、自動車用ASIL Bおよび産業用SIL 2機能安全規格に準拠して開発された、高性能で安全かつセキュアなハードウェアおよびオペレーティングシステムが必要です。また、開発チームには増大するソフトウェアの複雑さを制御し、生産期限に間に合わせるために、高度で直感的な開発ツールも必要となります。NXPで、オートモーティブエッジプロセッシング担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャを務めるダン・ループ（Dan Loop）氏は、次のように述べています。「i.MX9シリーズの安全性、AI、パフォーマンス機能とGreen Hills INTEGRITY(R) RTOSの実績ある分離アーキテクチャの組み合わせを活用することで、自動車メーカーやTier 1企業は、量産車プログラムにおいて複数の競争上の優位性を実現できます。Green Hills SoftwareとNXPは、i.MX6およびi.MX8シリーズをベースとした顧客設計を成功に導いた長年にわたる協力関係を活用しています。現在、私たちはi.MX93ファミリで主要なお客様をサポートしており、i.MX95ファミリの将来のデバイスにも両社のサポートを拡大できることを楽しみにしています」NXPで、インダストリアルエッジプロセッシング担当ゼネラルマネージャを務めるジェフ・スタインハイダー（Jeff Steinheider）氏は、次のように述べています。「当社の顧客は、産業用電子機器の自動化を加速させており、あらゆるデバイスにインテリジェンスとセキュリティ、エネルギー効率を組み込むことが不可欠です。高度に統合されたi.MX93とi.MX95アプリケーションプロセッサは、当社の機械学習アクセラレータと高性能コア、そしてGreen Hills Software社の安全でセキュアなRTOSソフトウェアおよびツールが提供する機能を活用することで、まったく新しいユースケースの開拓に貢献します」Green Hills SoftwareのINTEGRITY RTOSおよびµ-velOSity(TM) RTOSは、Arm(R) Cortex(TM)-A55プロセッサコアを搭載したアプリケーションコンピューティングドメイン、Arm Cortex-Mマイクロコントローラコアを搭載したリアルタイム／セーフティドメイン、及びi.MX95およびi.MX93ファミリのEnergyFlexヘテロジニアスアーキテクチャの一部をフィーチャーし、車載用（ISO 26262）および産業用（IEC 61508）の最高レベルの安全性を目標としています。また、INTEGRITY Multivisor(R)仮想化ソリューションにより、重要なリアルタイムタスクと並行してLinuxやAndroidを安全かつセキュアに実行し、アプリ間の干渉を受けない設計を実現します。INTEGRITYとµ-velOSityはともに、MULTI(R)統合開発環境（IDE）と緊密に統合されており、マルチコアヘテロジニアスデザインのための先進的なTimeMachine(R)バックインタイムデバッガとHistory(R)システム可視化機能を備えています。MULTIはOSに依存しないため、Linux、AUTOSAR、FreeRTOSなどのサードパーティのRTOSにも開発期間を短縮する機能群を提供します。Green Hills Softwareの最適化コンパイラとランタイムライブラリは、ASILとSILの認証も取得しており、組み込みプロセッサ上で最高の実行性能を持つ最小のコードを生成するコンパイラを40年以上にわたって開発してきた経験を活用しています。Green Hills Softwareの製品ポートフォリオにより、ソフトウェアチームは、生産システム向けのソフトウェアの開発、最適化、デプロイにかかる時間とコストを削減することができます。Green Hills Softwareで、ビジネス開発担当バイスプレジデントと務めるダン・メンダー（Dan Mender）は、次のように述べています。「Green Hills Softwareは、NXPおよびi.MX9シリーズアプリケーションプロセッサファミリと協力して、産業用および車載用の両方で安全性とセキュリティが認定された、量産可能なRTOSと高度な開発ツールをお客様に提供できることをうれしく思います。Green Hills SoftwareのINTEGRITY RTOSとμ-velOSity RTOSを利用し、オプションで仮想化を行うことで、開発者の生産性を大幅に向上させ、製品化までの時間を短縮しながら、LinuxやAndroidと一緒にリアルタイムで重要なアプリケーションを安全に実行することができます」製品入手について現在i.MX93 EVKボードのお客様向けにアーリーアクセス版の提供を開始しています。Green Hills Softwareについて1982 年に創業したGreen Hills Softwareは組み込み分野においての安全性とセキュリティに関して世界的なリーダーです。2008年に開発したGreen Hills SoftwareのINTEGRITY(R)-178は、 NIAP（NSAと NISTで構成のNational Information Assurance Partnership、国家情報保証パートナーシップ）からセキュリティ規格 EAL6+の High Robustness の認定を受けた最初にして唯一のオペレーティングシステムとして、これまでのあらゆるソフトウェア製品の中で最高レベルのセキュリティを実現しています。Green Hills Software のオープン・アーキテクチャー統合開発ソリューションは、機能安全認証が必要な軍事・航空、医療、工業、自動車、ネットワーク、コンシューマーその他マーケット向けの高度な組み込み型で絶対的な安全性を持ち、高い信頼性のアプリケーションに対応します。本社は米カリフォルニア州サンタバーバラ、欧州本社は英国にあります。Green Hills Software の詳細は www.ghs.com/japan/index.html をご参照ください。Green Hills、Green Hills のロゴ、INTEGRITY, MULTI, µ-velOSity、History、Multivisor、TimeMachineは、米国および／または国際的に Green Hills Software の商標または登録商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ