パナソニック、「CLUB Panasonic」に行動データ分析ツール『Amplitude』を導入し、業務を大幅に効率化

～ユーザーの全体傾向を可視化し業務効率化に寄与、前年比120%改善の指標も～株式会社NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社である株式会社DearOne（本社：東京都港区、代表取締役：河野 恭久、以下：DearOne）は、パナソニック株式会社（本社：東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO：品田 正弘、以下：パナソニック）の提供する会員サービス「CLUB Panasonic」への、ユーザー行動分析ツール『Amplitude（アンプリチュード https://growth-marketing.jp/amplitude/ ）』の導入・活用を支援しました。[画像1: https://prtimes.jp/i/2473/212/resize/d2473-212-a6eeb2dfcdeaa7c715e6-0.png ]■Amplitudeの導入背景パナソニックでは、これまで行なっていたN1分析*1)だけではユーザーの全体傾向が掴みづらく、「CLUB Panasonic」と接点のあるユーザー像が見えづらいという課題がありました。より多くのユーザーに継続的に「CLUB Panasonic」に興味を持ち続けてもらうにはという観点で、これまでできていなかった「アプリユーザーの行動分析*2)」などを中心にPoCを実施。その結果、グルーピング化して全体の傾向を把握できることが実証され、多彩な切り口で分析可能である点やダッシュボード化の容易さ、操作性の良さなどが決め手となり、ユーザー行動分析ツールAmplitudeの導入に至りました。現在、「CLUB Panasonic」のアプリとWebサイト、「Panasonic Store Plus」のWebサイトにAmplitudeを導入しています。*1) 特定の顧客1人(=N1)を抽出し、その人の考え方や意見を徹底的に深堀りすることで、顧客起点の発想により対象顧客を理解する、マーケティング手法。*2) 行動分析において、個人を特定した分析は行なっておりません。■導入後の進め方導入決定後、パナソニックではDearOneの提供するプロフェッショナルサービスのうち、「NSM（ノーススターメトリック）ワークショップ」と「SDP（Amplitudeスタートダッシュプログラム）」を取り入れることで、Amplitudeへの理解を深めるとともにスムーズにデータ分析～改善施策まで実行しています。NSM（ノーススターメトリック）ワークショップ企業がビジネスグロースを目指すために設定する重要指標NSMの設計をワークショップ形式で一緒に取り組むサービス。今回、プロダクトに関連するメンバーが集まり1つの指標を検討し設定していくことで、認識のズレを修正し俯瞰的な視点で業務検討できた。▼詳しくはこちらhttps://growth-marketing.jp/campaign/north-star-metric-workshop/SDP（Amplitudeスタートダッシュプログラム）ツール操作に習熟するためのプログラムで複数回のオンボーディング講習から成り、実際の分析をワークショップ形式で実施。今回は、上記NSMワークショップで決定したNSMに基づき、KPIの進捗を確認するための分析課題を決めるなど、実践ベースでプログラムを実施したことで、実際の利用シーンのイメージをより具体化することができた。その他、Amplitudeの導入前に行うイベントの整理であるタクソノミー設計やAmplitudeの実装などをDearOneが伴走して行うことで、パナソニック社内のツールの習熟度が高まり、プロダクトの分析とそれに伴う改善施策を開始できました。■導入後の効果と改善事例Amplitudeの機能を活用することで、導入後は以下の効果が得られました。分析にかかるリードタイムが1ヶ月→数分から数秒への大幅短縮による業務効率化感覚によるマーケティング施策ではなく、正しいデータドリブンの施策が可能にNSMの視点からトップページを改修し、特定指標が前年比120％改善メンバーがデータ分析自体を楽しむ風土の醸成パナソニックでは、Amplitudeでの分析領域をさらに拡充するとともに、活用メンバーの範囲を広げることで、更なる事業成長に貢献させていきたい考えです。DearOneは今後も「CLUB Panasonic」、「Panasonic Store Plus」のグロースに向け、引き続きご支援してまいります。パナソニックでのAmplitude導入の詳細は以下の記事をご覧ください。NSMの視点を活かしたトップページリニューアルで前年比120%アップした指標も｜パナソニック｜ 【DearOne】Amplitude（アンプリチュード）導入インタビューhttps://growth-marketing.jp/cases/case_panasonic_amplitude/■「CLUB Panasonic」についてCLUB Panasonicはお客様の日々のくらしをサポートする会員サービスです。ご購入いただいたパナソニックの商品を「マイ家電」として登録していただくだけで、使い方をはじめ様々な情報をお届けしています。少しでもお客様のお役に立つために、お買い求めいただいてからのお付き合いを大切にしたいと考えています。https://club.panasonic.jp/■パナソニック株式会社 オウンドメディア推進部 CRM課 主務 氏家礼奈氏コメント[画像2: https://prtimes.jp/i/2473/212/resize/d2473-212-93d3f31e2119662a6b7f-2.png ]Amplitudeを導入することで、行動分析にかかる業務の高位標準化、効率化が図れています。また分析内容を業務に活用し、その効果もAmplitudeで確認する運用フローなども定着してきており、さらに利用部門を拡大させていきたいと考えています。■株式会社DearOne 代表取締役社長 河野恭久コメント[画像3: https://prtimes.jp/i/2473/212/resize/d2473-212-d299b7338d093ecf1f98-3.jpg ]日本の電機業界トップメーカーであるパナソニック株式会社様の運営されるサービスのデジタルマーケティング強化に寄与できることを心より嬉しく思います。お客様の「くらしの質」を豊かにすることを目指すパナソニック株式会社様にとって、今回導入いただいた「Amplitude」はユーザーの行動理解を深め、今まで以上にお客様に寄り添った顧客体験の提供に貢献できるものと確信しております。弊社は今後も、パナソニック株式会社のサービスグロースに向けて引き続きご支援を続けてまいります。■AmplitudeについてIBM、Walmart、PayPalをはじめとした世界46,000サービス以上に導入されている米国発の行動分析ツールです。アプリやWebなどのオンラインデータと、店舗POSなどのオフラインデータ全てを統合して顧客の行動分析を簡単に行うことが可能です。豊富なチャートを標準搭載し、専門的なデータサイエンティストがいない環境下であったとしても、マーケターやプロダクトマネージャー自身が簡単な操作で直感的に、そして短時間にデータ分析を行えます。■株式会社DearOneについて株式会社NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社です。2021年4月1日、株式会社ロケーションバリューから商号変更しました。スマートフォン黎明期から積み重ねたアプリ開発ノウハウを元に、プッシュ配信機能やクーポン機能をはじめとした豊富なアプリ機能の中から、企業や金融機関・官公庁・自治体が必要とする機能を組み込むだけで公式アプリを開発できる「ModuleApps2.0」を提供しています。また、米国No.1のユーザー行動分析ツールである「Amplitude」の日本総合代理店をはじめとして、CDP、アナリティクス、カスタマーエンゲージメントの各種マーテックツールを取扱い、アプリやECサイトなどのデジタルプロダクトのグロースを支援する、グロースマーケティング事業を展開しております。・代表者：代表取締役社長 河野 恭久・本社：東京都港区虎ノ門 3-8-8 NTT虎ノ門ビル 4階・URL： https://www.dearone.io/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ