PPS樹脂リサイクルの機械導入で令和4年度第2次補正「資源自律に向けた資源循環システム強靱化実証事業費補助金」(経済産業省)に採択!!

国内でのリサイクル処理が難しいとされてきたPPS樹脂原料の国内リサイクルを実現します!これまでリサイクルが困難とされてきたPPS樹脂、研究と試作を重ねてついにリサイクルを実現！日本国内の資源循環システム強化につながる事業であると認められ、経済産業省の「資源自律に向けた資源循環システム強靱化実証事業費補助金」に採択されました。[画像: https://prtimes.jp/i/57542/12/resize/d57542-12-b2f110e75ed20e3f8bcd-0.jpg ]採択事業について私たち(株)中部日本プラスチックは、プラスチック製品や部品などを製造する際に排出されるロス品などを事業者様から有価回収し、リサイクル加工・販売を行っている会社です。この度、経済産業省の「資源自律に向けた資源循環システム強靱化実証事業費補助金」に採択されたのは、PPS樹脂原料のリサイクルを可能にするための機械導入による、PPS樹脂原料の国内リサイクルの実現と資源循環システムの促進を行う事業です。PPS樹脂のリサイクル工程に必要な加工機械を、間もなく竣工予定の当社福島工場に導入し、PPS樹脂原料の国内リサイクルを実現・推進します。「資源自律に向けた資源循環システム強靱化実証事業費補助金」とはこの事業は、経済産業省から令和4年度第2次補正「資源自律に向けた資源循環システム強靱化実証事業費補助金」の交付を受けて一般社団法人低炭素投資促進機構（GIO）が実施するするもので、その目的は、民間企業等が電気電子製品やバッテリー等を構成する金属類（レアメタル・レアアース等）、自動車、包装、プラスチック、繊維について、自律型資源循環システムを構築するために必要な機器及び設備の導入を行う事業により、日本が保有する先進的な資源循環技術の早急な社会実装を通じて、循環経済モデルのトップランナーとなる自律型資源循環システムを構築することで、日本の戦略的自律性・不可欠性を確保し、国際競争力を獲得することです。「資源自律に向けた資源循環システム強靱化実証事業費補助金」資料：https://www.teitanso.or.jp/shigen/PPS樹脂とはPPS樹脂は、熱可塑性樹脂でスーパーエンプラといわれる高性能エンジニアリングプラスチックです。PPSは「ポリフェニレンサルファイド」を省略したものです。金属よりも軽く、耐熱性、難燃性、絶縁性、機械特性、寸法安定性、耐薬品性といった多くのメリットがあるため、自動車部品や電子・電気部品、家電製品など広い用途で使用されています。ハイブリッドカーや燃料電池車の車体重量の軽量化の必要性から、自動車部品のPPS樹脂利用は増加傾向にあります。さらに今後は、自動車産業だけでなく、電子産業や航空宇宙産業からの需要も拡大していくことが予想されます。しかしその一方で、ロス品など廃棄されるPPS樹脂も増加傾向にありますが、それらは産業廃棄物として焼却・埋立処分されたり、日本国外へ輸出されることもあり、リサイクルに課題がありました。メリットと波及効果PPS樹脂を国内リサイクルすることで得られるメリットは、これまで焼却・埋立処分、または海外へ流出していた資源を国内循環のフローに乗せることができることです。当社が事業者様から回収して再生加工したPPS樹脂原料を再び元の事業者様にリターンすることで、自社内で廃棄物を有効利用でき資源の無駄を防ぐことができます。波及効果として、これまで産業廃棄物として焼却・埋立処分されていた生産ロス品を大幅に削減することができると同時に、焼却埋立により排出されていたCO2の排出量の削減にもつながります。(株)中部日本プラスチックの紹介私たち株式会社中部日本プラスチックは「HAPPYなエコ」を企業理念にかかげ、プラスチックマテリアルのリサイクル事業（リサイクル・再資源化、プラスチック買取・回収、プラスチック原料販売、コンパウンド調合品、樹脂再生加工機販売）に加え、様々な環境活動（エコ・ネットプロジェクト）にも取り組んでいます。我慢したり不便を感じながら行うエコは苦しくて、長く続けることは困難です。ワクワクできるエコ、みんながHAPPYな気持ちになれるエコを目指し、自分たちの会社だけでなく、当社と関わる全ての方々の幸せを願い、今よりももっと美しい地球を未来に残したいと考えています。【会社情報】本社住所：〒435-0001 静岡県浜松市東区上石田町100番地当社ウェブサイト：https://www.cnp.co.jp/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ