日本・台湾アライアンスのEVメーカー Lean Mobility社は、台湾企業連合より28億円の出資を受け、Lean3 (都市型小型EV)の量産開発の最終段階に入り、グローバル市場を狙う

谷中壯弘（やなか・あきひろ）CEOの下、業界での経験が豊富なスペシャリストが集結し、パートナー企業との強固な関係を築くことでプロダクト開発が順調に進捗。Lean Mobility社*は谷中壯弘（やなか・あきひろ）CEOの下、台湾の自動車関連企業連合からの総額28億円の出資を受け入れ、Lean3 (都市型小型EV)の量産開発の最終段階に入ることを発表しました。この資金調達は、Lean Mobility社が業界での経験が豊富なスペシャリストを集結させ、パートナー企業との強固な関係を築くことで進めてきた革新的なプロダクト開発が順調に進捗してきたことへの、大きな期待と信頼を示しています。マイクロモビリティ事業における豊かな経験と専門知識を持つ谷中CEOが、この新たな挑戦をリードしています。* Lean Mobility 社はLean Mobility 株式会社（愛知県）と Lean Mobility Inc.(台湾)から構成。[画像1: https://prtimes.jp/i/135629/3/resize/d135629-3-f604c9b417fd751123f8-5.jpg ]出資詳細：日台アライアンス体制に28億円の資金注入今回の歴史的な28億円の資金調達は、革新的な都市型小型EVの開発と市場導入を加速するためのもので、出資に参加した企業は、台湾の自動車産業を代表する企業**が含まれており、出資に限らず各企業との広範な協力により、Lean Mobility社はその製品開発と量産から市場展開をさらに強化する見込みです。**冠和投資(六和機械股份有限公司の子会社)、鴻裕投資開発(台裕橡膠工業有限公司の主要株主)、東立物流股份有限公司Lean Mobility社には谷中CEOをはじめとするグローバルなヴィークル製造エコシステムの特性を知り尽くしたメンバー、モビリティビジネスや各業界でのマーケティング・セールスに通暁したメンバー、都市型小型EVの実証実験を取り回してきた経験あるメンバーなど、各業界のあらゆるスペシャリストが参画しており、その陣容の厚さも高く評価されています。さらに量産車を構成する部品の大部分は、供給するサプライヤー候補が決定しており、サプライチェーンの構築は既に最終段階にあります。展開計画：2025年央の市場投入に向け加速、潜在市場は数百万台と見込む現在、Lean Mobility社は都市型小型EVの開発において重要なマイルストーンに到達し、、今後はロードマップに沿って、詳細な開発計画を進め、2025年央の市場投入を目指していきます。地域展開においては台湾市場でのローンチを皮切りに、日本や欧州市場への展開も視野に入れており、５年目までに５万台以上の生産を見込んでいます。市場規模としては、安心感と快適性においてバイクが、取り回しの点で自動車が、それぞれ満たせていない都市型のモビリティ需要は潜在的に数百万台存在しているとLean Mobility社は推定しています。これらの需要を捉えていくことでグローバルでのスケールを果たしていきます。新ジャンルモビリティ RideRoid：乗用車の1/3サイズで二人乗りを実現、後部座席はチャイルドシート対応Lean Mobility社の Lean3 は、プロダクトのサイズが乗用車の約1/3で***、二人乗りが可能とし、後部座席はISO規格準拠のチャイルドシートの設置に対応しています。雨風を防ぐキャビンと空調も備えています。*** 停車時の天面からの投影面積が乗用車の1/3。 [画像2: https://prtimes.jp/i/135629/3/resize/d135629-3-4acd5302bd25b6faed89-7.jpg ][画像3: https://prtimes.jp/i/135629/3/resize/d135629-3-64c60abd9f068cfb6344-6.jpg ]新たにフロントステアに適応したアクティブ・リーン・システムは、Gジャイロセンサーによって常に車両姿勢を推定しつつ、コーナリング時には前輪の左右のサスペンションをダイナミックにコントロールし、車体を最適な角度に傾斜させることで、安定かつ爽快な運転体験を実現します。 コンパクトで高機能なキャビンに、姿勢制御というロボティクス技術と自動車の走行技術を高度に融合させた新ジャンルモビリティ RideRoid は、都市部での移動効率を飛躍的に向上させることを目指しており、エコフレンドリーな移動手段として生活者に利便性と創造性をもたらします。[画像4: https://prtimes.jp/i/135629/3/resize/d135629-3-e848fe4db7a7557c27a5-8.jpg ]顧客関係の革新：Lean Mobility社は、顧客との関係構築においても革新を推進しています。製品ローンチと共に、直接販売モデルを採用することで、顧客との直接的なつながりを実現します。このアプローチの核心は、ユーザーとの絶え間ないコミュニケーションを通じて、顧客ニーズに基づいた付加価値を創出し続けることにあります。このために、さらに新たなパートナーとの関係構築に基づき、オープン・イノベーションを通じて、顧客体験を豊かにするサービス開発を進めていきたいと考えています。Lean Mobility社ビジョン：&quot;Drive Lean, Live Life&quot;現代の都市交通問題におけるLean Mobility社の着眼点は、乗用車の使用効率の低さです。平均的な4人乗り乗用車が実際に使用される際、平均搭載人数はわずか1.3人と言われております。これは交通手段として、一般的な乗用車の物理的な冗長性を示しております。[画像5: https://prtimes.jp/i/135629/3/resize/d135629-3-492a561b4ed29e1d8d76-5.png ]Lean Mobility社は、より効率的な都市交通を実現するうえで、車の電化やシェアリングなどのサービス化といったアプローチのみではそれが実現できないと考え、さらなる解決策として、ハードウェアとしてのヴィークルのダウンサイズを目指します。ヴィークルのような高度なノウハウ集積が必要とされるハードウェアは開発から量産、販売、アフターサービスを含む長いバリューチェーンを要求するため、業界のノウハウを持たずに事業として成立されることは困難です。しかし、Lean Mobility社には、この挑戦を可能にする業界内の豊富な知見と経験を持つメンバーと更には業界外の視点をもたらすモビリティ業界出身でないスペシャリストが融合した体制でヴィジョンの実現に向けて邁進しています。我々のビジョンは、持続可能な未来のために、Lean3を通じて、よりスマートで効率的な都市交通モデルを提供することです。Drive Lean, Live Life 私たちは、革新的なモビリティソリューションを通じて、都市生活の質を向上させるとともに、地球環境の保護にも貢献することを目指しています。CEO 谷中壯弘コメント「私たちのビジョンは、都市型移動の未来を再定義することです。今回の資金調達とLean3が量産開発の最終段階に入ったことで、このビジョンの実現が大きく前進しました。ここからの展開においては、さらに多くのパートナーと手を携えながら、プロジェクトを推進していきます。」CEO 谷中壯弘 プロフィール[画像6: https://prtimes.jp/i/135629/3/resize/d135629-3-6246e8663939fff10538-6.png ] 1993 年に東京大学工学部を卒業し、トヨタ自動車株式会社に入社。シャシー設計・走行制御システムなど開発実務の後、新コンセプト車両の企画 や都市交通システムの研究開発を担当。数多くのコンセプトカー開発や実証プロジェクトを推進する中で小型モビリティがもつ社会的可能性を発見し、自らのライフワークとすることを決心する。2022年に Lean Mobility社を創設。リーンモビリティ社本プレス・リリースに関するお問い合わせ：info@leanmobility.netLean Mobility ウェブページ：https://leanmobility.net/--------------------------------------参考情報： Lean3 サイズ・スペック情報サイズ・全長(mm)：2470・全幅 (mm)：970・全高 (mm)：1570・ホイールベース (mm)：1800・トレッド (mm)：850・最小回転半径 (m)：3.6乗車定員 (名）カテゴリーL5：2乗車定員 (名）カテゴリー原付ミニカー(日本)：1走行システム・性能・駆動方式：後輪インホイールモータ・電池：リン酸鉄リチウムイオン電池・電池容量 (kwh)：8.1・充電時間 (h)：AC100V：約7時間 / AC200V：約５時間 (開発中のため暫定値）・一充電走行距離 ※WLTC class1 (km)：100 (開発中のため暫定値）・最高速度 (km/h) 台湾：80・最高速度 (km/h) 日本：60ユーティリティ：・エアコン：設定・チャイルドシート：装着可能（ISO-FIX F2X相当）企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ