東京医科歯科大学内に「シェアラボ」開設

～世界有数のバイオ医療コミュニティと新産業創出へ～国立大学法人東京医科歯科大学（TMDU）と三菱地所株式会社は、共同で運営するイノベーションプラットフォーム「TIP」の取組みの一環として、シード・アーリー期のスタートアップ等を対象としたシェア型ウェットラボ※「TIP-RCCシェアラボ」をTMDU湯島キャンパスと駿河台キャンパスに開設、4月より運用開始いたします。バイオ・医療系スタートアップから高いニーズがある一方で不足している「ウェットラボ」をシェア型で整備。TMDUとの共同研究契約を不要とするオープンなラボとし、多様なプレイヤーの交流促進機能を拡充することでイノベーションを加速、本郷・御茶ノ水エリアを世界有数のバイオ医療コミュニティに発展させ、新産業創出を目指します。[画像1: https://prtimes.jp/i/16002/236/resize/d16002-236-facfb38582f05a278328-2.png ]なお、本事業は令和4年度第2次補正予算（経産省関係）「地域の中核大学等のインキュベーション・産学融合拠点の整備（大学等向け）」の補助対象事業です。※ウェットラボ：遺伝子を抽出するなど細胞等を取り扱う実験を行う研究施設【TIP-RCCシェアラボの特徴】（1）シード・アーリー期のスタートアップ向け、遺伝子組換え実験対応のオープンなシェアラボ（2）湯島/駿河キャンパス内に1部屋ずつ設置。（3）TMDU内の共通実験機器も使用可能。イノベーションコミュニティ「TIP」の会員権も付与 ■TIP-RCCシェアラボ施設の主な特徴【湯島キャンパスのシェアラボ】（8号館、約85平方メートル ）東京医科歯科大学リサーチコアセンター（RCC）内に設置、RCC内の共用機器を利用できるほか、P1、P2実験専用のラボも無料で利用できます。館内7階はTIP会員専用スペースがあり、1ベンチあたり1名に限り無料で利用できます。ベンチ数：15台（学外向け9台／学内向け6台）主な機器：リアルタイムPCR、ゲル・メンブレン撮影装置、クロマトグラフィー、MilliQ通信環境：一般Wi-Fi[画像2: https://prtimes.jp/i/16002/236/resize/d16002-236-f10cd5f7de02750a71b6-0.png ]▲「TIP-RCCシェアラボ」【駿河台キャンパスのシェアラボ】（22号館、約72平方メートル ） ドラフトチャンバーを完備、有機溶媒や有害微生物を扱う実験を安全に行うことができます。培養室のほか、ゆったりと利用できるコワーキングスペースも用意。館内には会議室もあります。湯島キャンパスのリサーチコアセンター（RCC）や8号館7階のTIP会員専用スペースも、1名に限り無料利用できます。ベンチ数：12台（学外8台／学内4台）主な機器：ドラフト、自動分注システム、マルチ検出モードマイクロプレートリーダー通信環境：一般Wi-Fi[画像3: https://prtimes.jp/i/16002/236/resize/d16002-236-a0be1312a798d7268664-1.png ]▲22号館コワーキングスペース■主なサービス内容（予定） ※詳細は後日、TIPホームページでお知らせいたします・シェアラボ（貸実験台）の利用・東京医科歯科大学リサーチコアセンター共用機器について学内料金相当で利用可能・TIP会員専用カードキーの発行・コワーキングスペースの利用・TIP主催イベントへの無料参加■TIPについてより良い医療・より人々の健康が増進される社会の実現に向け、東京医科歯科大学と三菱地所が2021年8月に開設した医療現場・研究現場発イノベーションコミュニティです。研究・教育・医療現場に近接した環境下で産学官が時間・空間・英知を共有することで、一つの大学、 一つの企業では思いつかないようなアイデアの創出をはじめ、プロジェクトの加速などを実現、トータルヘルスケアイノベーションに取り組んでおります。【主なTIP会員向けサービス】・共同研究、ビジネスサポート、各種専門家紹介等の支援・機器シェアリング・「コワーキングスペース」や「イノベーションサロン」の利用・交流イベント「BBセミナー」「LUNCH MEETUP」「WEDNESDAY 4 MEETUP」等への参加■東京医科歯科大学リサーチコアセンター（RCC）について2017年5月に医歯学研究支援センターを改組し創設。遺伝子解析や組織解析等が行える装置を設置し、研究・研究支援事業を行っております。2019月7月には、東京都と協定を締結し大学保有機器等の共用を促進する事業を開始しました。RCCは、研究の発展を目指し本学の学生や研究者のみならず、学外者の利用促進・研究支援も積極的に行ってまいります。■三菱地所のスタートアップ・エコシステム形成について三菱地所は、スタートアップ支援のための産業生態系「スタートアップ・エコシステム」の形成に向け、丸の内エリアや複数の大学において、多数のイノベーション施設を展開しております。また、産・官・学が連携して社会課題を解決することで、グローバルなマーケットに向けたイノベーション創出を支援するプラットフォーム「TMIP（Tokyo Marunouchi Innovation Platform）」のほか、社会課題の解決や産業構造の転換など中長期的な社会インパクトの創出に挑むスタートアップへ投資を行うCVC「BRICKS FUND TOKYO by Mitsubishi Estate」、丸の内エリアを舞台に活躍する大手企業やスタートアップ、大学等の最新事例やイベント情報等を配信するコンテンツメディア「xTECH」も運営。産・官・学連携によるオープンイノベーションを推進し、日本の競争力向上に寄与してまいります。以 上企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ

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