アビームコンサルティング、業務知見とAI技術を融合させ、高度な経営課題・社会課題を解決する「AIソーシング」を提供開始 (2024年3月19日)

～人手だけでは対応が困難だった高度な課題を解決し、企業成長・価値創出に貢献～ アビームコンサルティング株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：山田 貴博、以下、アビームコンサルティング）は、これまで人手だけでは対応が困難だった高度な経営課題・社会課題を解決し、企業成長・価値創出に貢献する新サービス「AIソーシング」を提供開始しました。企業経営における専門性の高いスキルや知見を要する業務に対し、生成AIをはじめとしたアルゴリズムを用いて実行する仕組みを構築し、アビームコンサルティングの豊富な業務知見とAI技術を融合させることで、人的資本経営やサステナブルサプライチェーンなど、高度化する経営アジェンダの推進や、専門人材の不足解消などの課題解決を通じた企業成長・価値創出に貢献します。■背景 人口減や高齢化によって労働力の減少が叫ばれ、さらには社会や市場が著しく変化を続ける昨今、企業はこれまでになかった社会課題や業界課題にスピーディに対応することが求められています。その中で、業務効率化や市場競争力の強化における有効な手段として、AIの活用がさまざまな企業・組織で急速に進んでいます。しかし、これまで人間が行っていた業務を単にAIに置き換え、自動化・効率化を図るだけでは、AIが持つ可能性の一部しか享受できず、市場変化や社会課題に対応した経営には繋がっていきません。AIは、膨大なデータを扱い、収集、分析、加工、可視化など、人間には着手すら不可能だった高度な作業を可能にしていきます。アビームコンサルティングは、AIを企業成長や価値創出に貢献するデジタルテクノロジーとして捉え、これまで解決できなかった課題をAIを用いて解決し、サステナブルな経営や社会を支援する新サービスとして、「AIソーシング」を提供開始しました。■新サービス「AIソーシング」について AIソーシングは、企業経営において専門的な知見やスキルを要する難易度の高い業務に対し、アビームコンサルティングの業務知見とAI技術を用いることで課題を解決するコンサルティングサービスです。人的資本経営やサステナブルサプライチェーンなど、高度化するさまざまな経営アジェンダの推進を支援し、社会課題の解決や企業成長、価値創出を実現します。AIソーシングでは、アビームコンサルティングの多種多様なプロジェクト実績によって導き出した課題解決の方法論や分析アルゴリズムが蓄積されたサービスプラットフォーム「ABeam AI Platform」※1を活用し、企業経営におけるマテリアリティ（重要課題）の特定から、その解決や目的に沿った最適なAIサービス/ソリューションをデザイン・開発し、AIによる運用プロセスを構築します。これにより、専門性が高い業務の推進を実現し、これまで人手だけでは対応が困難だった高度な課題解決や価値創出を実現します。 具体的には、企業の課題をヒアリングやワークショップ等を通じて、顕在化している影響や原因などの全体像を探り、優先度やインパクトの大きさを加味して解くべき課題を特定します。そしてそれらの課題解決に向け、データ分析・機械学習などを用いたアナリティクス基盤を即時に構築し、生成AIや数理最適化、需要予測をはじめとしたアルゴリズムや、多種多様な業務ノウハウ・課題解決ノウハウが蓄積されたモジュールを組み合わせ、最適なAIサービスをデザイン・開発します。これらをML Ops※2のフレームワークを用いることで、AIによる高度な運用を可能にし、業務の最適かつスムーズな推進を実現します。 AIソーシングは、経営環境の大きな変化に適応するための手段としてのAI導入を支援し、企業経営における重要アジェンダの推進や社会や企業の課題解決に貢献します。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123981/12/123981-12-f57f74de5dcc95f7382e172335a84d75-1200x721.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]■「AIソーシング」の活用ユースケース例１.人的資本経営：人的資本経営モニタリング基盤人的資本経営を推進するにあたって重要な要素となる、戦略に基づいて設定したKPI・KGIの集計とその変化のモニタリングを、AIにアウトソースする仕組みを構築します。多種多様な人事データを戦略に沿った観点で連携し、分析・可視化することで、施策の効果測定を可能にします。これにより、人的資本経営に関する施策の評価・立案をデータドリブンで推進することができます。２.サステナブル調達：AI調達需要予測や、生産・調達計画、財務管理などの多様な調達業務をAIにアウトソースする仕組みを構築します。専門人材の不足解消や調達業務の効率化だけでなく、これまでベテランの経験と感覚に依存しがちだった曖昧な調達基準を、デジタル化によって客観的な定量基準にすることで、サプライチェーン全体のサステナビリティの実現や、不測事態におけるサプライチェーンレジリエンスの強化にも貢献します。３.ガバナンス強化：不正検知従来の会計伝票を中心とした財務データだけでなく、非財務データも組み合わせた不正検知の仕組みをAIを用いて構築・運用します。検知のスピードや精度を向上させるだけでなく、非財務データへの検知領域の拡大によって、不正を根本から防止することが可能な高度な不正検知業務を実現します。 今後もアビームコンサルティングは、豊富なコンサルティング実績や知見、専門的なAI・データ活用知見を活かし、デジタルテクノロジーとイノベーションを組み合わせた新しい価値創造を推進し、さまざまな企業のサステナブルな経営と支援してまいります。■アビームコンサルティングのAI関連コンサルティングhttps://www.abeam.com/jp/ja/service_line/abeam_ai※1 ABeam AI Platform アビームコンサルティングがこれまで培ってきた豊富な知見・ノウハウと、分析アルゴリズム・技術を蓄積したサービスプラットフォーム。汎用的なAIの技術基盤を有するだけでなく、適切なAIアセットを組み合わせることで、顧客課題に適したAIサービスが構築可能。解くべき課題の特定から課題を解決するAIサービスのデザイン・提供まで、デザイン×AIスキルを活用した一貫した支援によって、企業の課題に対して本質的・実質的な価値を提供する。※2 MLOps （Machine Learning Operations）機械学習（ML）の開発（Dev）とシステムオペレーション（Ops）を統合した表現。AI基盤とAI運用プロセスに関する課題を解決するためのフレームワーク。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123981/12/123981-12-330dbab378fc04110a27a5a99cc26412-650x425.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]アビームコンサルティング株式会社アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約 7,800 名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。アビームコンサルティングは、企業や組織とともに新たな未来を共創し、確かな変革に導く創造的パートナーとして、企業や社会の変革に貢献します。ホームページ：https://www.abeam.com/jp/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000123981.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp