株式会社ロケットリンクテクノロジーと三井住友海上火災保険株式会社が宇宙輸送事業に関する相互連携強化を目的とした包括連携協定を締結

JAXAベンチャーとして宇宙輸送関連事業に取り組む株式会社ロケットリンクテクノロジーは、三井住友海上火災保険株式会社と包括連携協定を締結し、事業開発や技術開発における今後の相互連携を強化することをお知らせします。[画像1: https://prtimes.jp/i/126890/2/resize/d126890-2-1ffd416ef6267d0f8053-0.jpg ]JAXAベンチャーとして固体ロケットの量産化を可能とする革新的固体推進薬の開発とそれを応用した小型衛星打上ロケットの開発に取り組む株式会社ロケットリンクテクノロジーは、2024年2月20日に宇宙事業を支援する保険開発に取り組む大手損害保険会社である三井住友海上火災保険株式会社と包括連携協定を締結しました。この協定に基づき、同年4月より業務における本格的な連携を開始しました。事業開発や問題解決において相互に連携することで、宇宙輸送に関連する両社の事業をさらに促進・拡大し、宇宙への敷居を下げ「誰でも宇宙で活躍できる社会」の実現を目指してまいります。■連携協定の内容連携協定は、ロケットリンクおよび三井住友海上が以下のような業務や課題に際して、相互に連携して取り組むことを主旨としています。・宇宙輸送事業に伴う各種リスクの評価とマネージメントに関する業務・宇宙輸送の事業と技術のリスクを移転する各種保険に関わる業務・顧客紹介等をはじめとする事業機会の創出に関する業務■協定締結の狙い近年、衛星打上げサービスを中心とした宇宙輸送事業に取り組むスタートアップ企業が次々と登場し、政府もその支援・育成に力を入れるなど、宇宙輸送業界全体が活気を得るとともに社会からの期待・注目を集めています。ロケットリンクはその中でも特色あるスタートアップとして、固体ロケットの量産化を可能とする革新的固体推進薬をコア技術とした打上げロケットの開発に取り組んでいます。三井住友海上はロケットリンクの革新的なロケット技術の開発段階から関与することでリスクの評価をし、安全なロケット打上げを支援していきます。また量産可能なロケットリンクの技術を国際宇宙保険マーケットに浸透させることで日本の宇宙産業に貢献していきます。そのような中、高頻度で低コストな革新的ロケットの打上げを目指すロケットリンクと、宇宙分野で国内トップクラスを誇り、更なる拡大を目指す三井住友海上が相互に提供可能な事業機会やノウハウは多く、連携することでそれぞれの事業開発を効果的に進めることが期待できます。本協定はそのような連携を包括的かつ積極的に進めることを目的に締結しました。■株式会社ロケットリンクテクノロジーについてロケットリンクは宇宙への敷居を下げ「誰でも宇宙で活躍できる社会」の実現を目指して、低コストで量産が可能な革新的固体ロケットの開発に挑戦するJAXAベンチャーです。キーテクノロジーとしてLTP（低融点熱可塑性推進薬）の研究開発に取り組むとともに、新しい打ち上げ方式/回収方式の研究やロケット技術を活用した教育・人材育成などを展開しています。＜会社概要＞会社名：株式会社ロケットリンクテクノロジー設 立：2023年4月住 所：〒252-5210 神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1 JAXA宇宙科学研究所内 ロケットリンクテクノロジーJAXA連絡事務所代 表：森田 泰弘Webサイト：https://rocketlink.co.jp/[画像2: https://prtimes.jp/i/126890/2/resize/d126890-2-84884d8639af2a1c1293-1.jpg ]■三井住友海上火災保険株式会社について三井住友海上火災保険は、2001 年 10 月に、三井海上火災保険と住友海上火災保険の合併により誕生。2008 年 4 月には、グループ全体のより高度な事業多角化を目的として、持株会社体制に移行。2010 年 4 月には、三井住友海上グループ、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険が経営統合し、「ＭＳ＆ＡＤインシュアランス グループ」が発足。自動車、火災、傷害などの保険のほか、人工衛星打ち上げなどの際に加入する宇宙保険も手がける。＜会社概要＞会社名：三井住友海上火災保険株式会社設立：1918年10月住所：〒101-8011 東京都千代田区神田駿河台3-9取締役社長：舩曵 真一郎URL：https://www.ms-ins.com/宇宙保険特設サイト：https://www.ms-ins.com/special/space/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ