電通総研の企業向けChatGPTソリューション「Know Narrator（ノウナレーター）」が最新AIモデル「GPT-4o mini」に対応

- AIによる前処理や権限管理などエンタープライズ向け機能も強化 -テクノロジーで企業と社会の進化を実現する株式会社電通総研（本社：東京都港区、代表取締役社長：岩本 浩久、以下「電通総研」）は、企業向けChatGPTソリューション「Know Narrator（読み方：ノウナレーター）」において、最新AIモデル「GPT-4o mini」の対応を完了し、2024年8月29日（木）より提供を開始します。また、同時に「Know Narrator」への読み込みデータのAIによる前処理機能やアクセス管理ソリューション Microsoft Entra ID 上のセキュリティグループを連携できる機能など、新たな機能も追加し、企業の生成AI活用による生産性向上とDX推進を支援します。[画像1: https://prtimes.jp/i/43138/283/resize/d43138-283-94229b51d0dd5a5307a7-0.jpg ]「GPT-4o mini」対応による効果「GPT-4o mini」への対応で、回答速度が向上するとともに利用コストを大幅に削減することが可能になりました。中でも、ボリュームがある社内文書を参照する「Know Narrator Search」（エンタープライズRAG）の利用や、生成AIが生成AIを呼び出すAIエージェントを実行する際に、特にコスト削減が見込めます。参考情報はこちら：https://aitc.dentsusoken.com/column/gpt4o-mini-azure「Know Narrator」の主な機能追加「Know Narrator」はChatGPT環境を企業内に構築し、その活用を推進するソリューションです。この度追加した主な機能は以下の通りです。1. 「Know Narrator Search」（エンタープライズRAG）における、文書構造解析機能の高度化「Know Narrator Search」が社内文書を正しく認識するための前処理機能を新たに実装しました。これにより・表構造を理解し、行・列の情報を正しく抽出・文書の章立て構造に基づいて、データを適切に分割して処理・手書き書類などのデータ化されていないイメージ画像もOCRで認識などが実現され、「Know Narrator Search」による社内文書の利活用がさらに進展します。[画像2: https://prtimes.jp/i/43138/283/resize/d43138-283-fc27e882ff3bd88c55a0-1.png ]2.企業の組織構造でアクセス管理を容易に実現。Microsoft Entra IDとの連携機能Microsoft Entra ID上で指定したセキュリティグループと所属しているグループメンバーの情報を、「Know Narrator」のグループに連携することができます。これにより、組織変更や従業員の異動があった際のアクセス権限変更をシームレスに行えるため、システム管理者の業務負荷を軽減します。電通総研は、かねてよりAIを活用した顧客企業の課題解決に取り組み、数多くのAIソリューションを生み出してきたほか、企業のAI人材育成やAI活用を支援してきました。今後もこれまでの知見を基に積極的な研究開発を通して「Know Narrator」シリーズのさらなる機能拡充を図り、企業の生産性向上やDX推進を支援してまいります。ご参考資料・「Know Narrator」について https://aitc.dentsusoken.com/products/knownarrator.html「Know Narrator」は、マイクロソフトが提供するAzure OpenAI Serviceを活用して、ChatGPT環境を企業内に構築し、その活用や教育を推進するソリューションです。2024年6月5日電通総研、企業向けChatGPTソリューション「Know Narrator（ノウナレーター）」で最新LLMモデル「GPT-4o」の適用を開始https://www.dentsusoken.com/news/topics/2024/0605.html2024年3月26日電通総研、画像生成や画像認識を可能にした企業向け生成AIソリューション「Know Narrator Chat with Vision（ノウナレーターチャットウイズビジョン）」の提供を開始https://www.dentsusoken.com/news/release/2024/0326.html2023年10月24日ISID、独自開発した企業向けChatGPTソリューション「Know Narrator（ノウナレーター）」を20社へ導入https://www.dentsusoken.com/news/release/2023/1024.html電通総研について https://www.dentsusoken.com電通総研は、「HUMANOLOGY for the future～人とテクノロジーで、その先をつくる。～」という企業ビジョンの下、「システムインテグレーション」「コンサルティング」「シンクタンク」という3つの機能の連携により、企業・官庁・自治体や生活者を含めた「社会」全体と真摯に向き合い、課題の提言からテクノロジーによる解決までの循環を生み出し、より良い社会への進化を支援・実装することを目指しています。テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation（クロスイノベーション）」を推進し、これからも人とテクノロジーの力で未来を切り拓き、新しい価値を創出し続けます。＊ 2024年1月1日、電通国際情報サービス（ISID）は、電通総研へ社名を変更しました。＊ 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。＊ Microsoft、Azure、Microsoft Entraは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ