トビラシステムズ特殊詐欺・フィッシング詐欺に関するレポート（2025年1月）

国税庁をかたるSMSが急増、確定申告シーズンを狙う手口に注意特殊詐欺やフィッシング詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：明田 篤、証券コード：4441、以下「トビラシステムズ」）は、2025年1月に当社調査で確認された詐欺電話や詐欺SMSに関する独自調査レポートを公開します。（調査期間：2025年1月1日～1月31日）また、直近の当社調査で確認された傾向についてもお知らせいたします。＜調査サマリー＞○ 北米「＋1」や中国「＋86」の番号から、NTTファイナンスをかたる電話が多発○ 航空会社や入国管理局を名乗る不審な国際電話着信も発生○ りそな銀行をかたるSMSが多発、下旬は国税庁をかたるSMSが急増○ 「所得税が未納...」確定申告シーズンに注意、国税庁をかたるSMS1. 詐欺電話レポート○迷惑電話番号の割合は国際電話が最多の状況続く2025年1月に新たにトビラシステムズの迷惑電話番号データベースに登録された番号の種別割合は、国際電話番号が61.6%（前月比−3.8%）でした。依然として、国際電話番号の割合が最も多い状況が続いています。特定IP電話番号（050番号）、固定電話番号、携帯電話番号の割合は横ばい傾向で推移しています。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34282/157/34282-157-46bf4e77a43fc1c87407f34b143b88d0-1800x945.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]○北米「＋1」や中国「＋86」の番号から、NTTファイナンスをかたる電話が多発当社の調査で、2025年1月は、アメリカ合衆国やカナダなどの北米地域、中国、国際フリーフォン（注1）などの国番号からの国際電話の着信が多発しました。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34282/157/34282-157-56d8aaa587ed3ddd29257f2b44b09ec0-2411x1456.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]最多の「＋1」から始まる北米地域の電話番号からの着信では、「NTTファイナンス」などの事業者や総務省をかたる自動音声ガイダンスを用いた架空料金請求詐欺とみられる手口が継続的に多発しています。「＋86」で始まる中国の電話番号からの着信でも「NTTファイナンス」などの事業者をかたる電話が確認されたほか、航空会社を名乗り架空の航空券購入などについて話す不審な電話も発生しました。「＋800」から始まる国際フリーフォンでは、末尾が「0110」の番号からの着信が多発しており、警察をかたるオレオレ詐欺の可能性があります。また、国番号としては割り当てられていない「＋888」から始まる番号から、入国管理局を名乗る不審な自動音声ガイダンスの電話が発生しました。（注１）通話料金を着信者が負担する着信課金電話番号。いわゆる世界共通のフリーダイヤル番号。着信課金電話番号への着信に適用されるものであり、着信課金電話番号から発信された場合の通話料金は着信課金電話番号（発信者側）が負担する。2. 詐欺SMSレポート○官公庁をかたるSMSの割合が増加トビラシステムズの調査で、2025年1月に確認されたフィッシング詐欺のSMSの種別割合は、宅配事業者をかたる手口が全体で最も多い69.3%、次いで金融・決済サービスをかたる手口が22.4%となりました。また、全体における割合としては少ないものの、国税庁をかたるSMSの急増により、官公庁をかたる手口の割合が微増し1.9%となりました。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34282/157/34282-157-6a17d12d41b946fc8f7e4d117742cf96-2410x1703.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]○りそな銀行をかたるSMSが多発、下旬は国税庁をかたるSMSが急増実在する企業やブランドをかたる詐欺SMSについて、2025年1月は「りそな銀行」をかたるSMSの発生割合が最多となりました。その他、「東京電力」「日本郵便」「Mastercard」などをかたるSMSも確認されました。1月下旬からは、「国税庁」をかたるSMSが急増しました。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34282/157/34282-157-bda8dc9f6dac5a5489583eb5cfcd879e-2620x1703.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]＜参考資料＞【重要】りそな銀行を騙った不審な電子メール・SMSにご注意ください（りそな銀行）https://www.resonabank.co.jp/kinkyukeisai/R20210508141840/R20210508141840.html東京電力（TEPCO）を装った SMSフィッシング詐欺にご注意ください！（東京電力エナジーパートナー）https://www.tepco.co.jp/ep/support/sms/phishing/index-j.html日本郵便を装った不審メール及び架空Webサイトにご注意ください。（日本郵便）https://www.post.japanpost.jp/notification/notice/fraud-mail.htmlフィッシング詐欺にご注意ください（Mastercard）https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/personal/get-support/phishing.html不審なメールや電話にご注意ください（国税庁）https://www.nta.go.jp/information/attention/attention.htm詐欺SMSの検知状況をリアルタイムに観測し可視化する「詐欺SMSモニター」で、詐欺SMSに関する最新情報をご確認ください。詐欺SMSモニターhttps://smon.tobila.com/3. ＜トピック＞国税庁をかたるSMS急増、確定申告シーズンに注意2025年1月下旬から2月にかけて、国税庁をかたるSMSが急増しました。確定申告シーズンを狙った手口の可能性があり、引き続き警戒が必要です。トビラシステムズの調査では、国税庁を名乗り「重要なお知らせ」と記載されたSMSが多数確認されています。SMSに記載されたURLにアクセスすると、国税庁を装う偽サイトに誘導され、プリペイドカードで架空の税金支払いを要求されます。確定申告シーズンの忙しさや焦りにつけ込んだ手法と考えられます。このようなSMSやメールを受け取った場合は、URLにアクセスしないでください。万が一URLにアクセスしてしまった場合は、誘導先のサイトで個人情報の入力や金銭の支払いを行わず、サイトを閉じてください。[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34282/157/34282-157-a915b78559ab77311a36c6b010e0d247-1800x945.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ][画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34282/157/34282-157-02f775398103380b027162af85345bb4-1800x1020.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]＜詐欺SMSの対策＞○身に覚えのないメールやSMSが届いた場合、文面に添付されたURLに触らない○日頃利用するサービスは、公式アプリやブックマークしたサイトから情報を確認○迷惑SMS対策サービスを活用し、フィッシング詐欺などの不審なSMSを自動で遮断4. トビラシステムズについて[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34282/157/34282-157-a5857b22859d21ed6356f34ec5490d78-1080x245.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]テクノロジーで社会課題の解決を目指し、特殊詐欺やフィッシング詐欺、グレーゾーン犯罪撲滅のためのサービスを提供しています。詐欺電話・詐欺SMS等の情報を収集・調査してデータベースを構築し、自動でフィルタリングする「迷惑情報フィルタサービス」は、固定電話、モバイル、ビジネス向けに展開し月間約1,500万人にご利用いただいています。＜会社概要＞会社名 ：トビラシステムズ株式会社代表者 ：代表取締役社長 明田 篤証券コード：4441（東証スタンダード市場）設立 ：2006年12月所在地 ：愛知県名古屋市中区錦2-5-12 パシフィックスクエア名古屋錦7F公式サイト：https://tobila.com/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000034282.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp