アイシングループ、障がいのある従業員の能力や個性を活かす新業務を開始 (2025年3月18日)

事業の困りごとや課題に貢献し、やりがいをもって働ける環境へ 株式会社アイシン（本社：愛知県刈谷市、取締役社長：吉田 守孝）の特例子会社で障がい者の就労・活躍機会の創出と拡大をめざすアイシンウェルスマイル株式会社（本社：愛知県刈谷市、代表取締役社長：神谷 祐加 以下、アイシンウェルスマイル）は、カーボンニュートラルや人工知能（AI）などアイシングループ内の事業に関する新業務を4月から開始します。障がいの特性や個性にマッチした業務で能力を発揮し、事業での困りごとや課題解決に貢献することで、グループ総合力の強化をめざします。 アイシンウェルスマイルでは、従来行っている清掃業務や資料の電子化業務などに加えて、AIの機械学習に必要なアノテーション※1を担う「技術開発サポート」、廃棄物ゼロに向けた電子部品テープの分別による「ものづくりサポート」、そしてラミネート作業や封入作業などの「事務サポート」といった、アイシングループの事業や生産に寄与する3つの業務を本格的に開始します。 これらの業務は、2024年9月から既にトライ運用を開始しており、実際に作業をした従業員からは、「やりがいがある」「もっとやってみたい」といった前向きな声がありました。 「技術開発サポート」の業務では、当社が開発しているAIを活用した道路維持管理支援サービス「みちログ」※2で必要となる、機械学習用画像データの精査を行います。AIの機械学習には多くのデータが必要であり、また正確さがもとめられることから、品質と費用のバランスに課題がありました。アイシンウェルスマイルが昨年から継続しているトライアルでは、手先の器用さや集中力の高さなどの個々の能力を発揮することで、従来のやり方よりも正確なデータ作成ができています。今回の新業務にあたり、障がい特性や個性によりマッチしたやり方になるよう、アイシンの人工知能（AI）開発を担う部署も業務の見直しを行うなど、グループ一体となって取り組んでいます。今後も自動駐車システムに必要なアノテーション作業のトライアルを予定しており、アイシンウェルスマイルのさらなる活躍が見込まれています。[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112940/123/112940-123-6b6d4fb898eb5aee6097299a500e8ed4-3900x2600.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]アノテーション業務をする様子 今後、障がいのある従業員がいきいきと働ける業務をさらに拡大することで、多様な人材の価値観を最大限に活かせる環境づくりを加速していきます。 アイシングループはこれからも、「働く仲間」を価値創造の源泉として、「どこよりも人が育ち、全員活躍」の実現をめざし、取り組みを推進していきます。※1アノテーション人工知能（AI）開発の過程で行う機械学習のうち、教師あり学習において必要な教師データを作成する作業のこと。画像やテキスト、音声などの個々のデータに正解データ・正解ラベルなどと呼ばれる意味情報を付与し教師データを作成する。※2 みちログ車両で収集した走行データや車載カメラで撮影した画像をもとにポットホールなどの道路の異常を検知して、補修に向けた計画支援、対策実施につなげる道路維持管理のトータルサービス。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000112940.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp

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