Space BD、防衛省より衛星打上げ業務を受注

宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社（本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 永崎将利）は、人工衛星打上げ業務「多軌道観測実証衛星の打上げ」事業を受注いたしました。本プロジェクトはスペースワン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：豊田正和）のカイロスロケットを利用し実証衛星を和歌山県串本町・那智勝浦町にまたがるスペースポート紀伊より打ち上げる予定です。なお、当社が防衛省より受注するのは本件が初です。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50164/127/50164-127-2e1692648235ff76708b5321c179f034-3900x2611.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]■Space BDの役割についてSpace BDは、衛星の打上げ支援や宇宙環境利用サービスを手がける「宇宙商社(R)︎」であり、衛星ごとの特性やニーズに応じ、最適なロケットの選定・搭載などの宇宙空間への輸送を支援する打上げサポートサービスを創業以来提供しています。本プロジェクトでは、 当社が従来提供している超小型衛星を一度の打上げ機会に複数機搭載する相乗り打上げサポートサービスとは異なり、当社として初の試みとなる、ロケットを一機調達し、小型衛星を主衛星とした打上げサポートサービスを実施します。本サービスにおいても創業以来積み上げてきた知見を応用し、最適なサポートを提供します。■Space BDにおけるプロジェクトの意義本プロジェクトは、宇宙領域把握（SDA：Space Domain Awareness）能力の向上のため、低軌道から静止軌道までの衛星の動きを検知する実証を行う光学衛星を、低軌道へ打上げる役割を担います。さらに、本プロジェクトは、キヤノン電子株式会社が防衛省から受注し開発した実証衛星を、スペースワン株式会社のカイロスロケットを利用し、和歌山県串本町・那智勝浦町にまたがる日本初の民間ロケット射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる予定です。このような体制により日本の宇宙産業のさらなる発展に貢献してまいります。■プロジェクト概要事業名：多軌道観測実証衛星の打上げ契約締結日：令和7年3月31日（月）契約相手方：防衛省打上げ予定時期：2026年度内打上げ場所：和歌山県東牟婁郡串本町「スペースポート紀伊」■今後の展望小型衛星を主衛星とした打上げが今後増加することが見込まれる中、Space BDとしてより幅広い宇宙空間輸送の手段を提供できるよう、手法の確立とその普及に活用する所存です。今後も、衛星事業者や宇宙空間利活用を考えるユーザーにとって、より柔軟で最適な打上げ機会を提供することで、日本の宇宙産業全体の競争力向上を目指し、当社のビジョンである「宇宙の一大産業化」につなげてまいります。■Space BD株式会社 ローンチサービス事業ユニット 隅野雄大[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50164/127/50164-127-46366cc4da803f2bf9683f1fb579fa72-730x892.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]この度、人工衛星打上げ業務を防衛省から受注できましたこと、誠に光栄でございます。今回は当社にとっても初の試みとなる、小型衛星を主衛星としたいわゆる「ロケット一本買い」のミッションとなります。当社はこのミッションを通して、相乗り形態のみならず、一本買い形態での打上げサービス提供の経験を獲得し、今後皆さまには両形態の知見をレバレッジした、より柔軟なサービスをご提案できると考えております。ミッション成功に貢献できるよう、当社がこれまで積み上げた経験を総動員し、チーム一丸となってご支援してまいります。■スペースワン株式会社についてスペースワンは、小型人工衛星打上げに特化した宇宙輸送サービスを提供しています。和歌山県串本町と那智勝浦町にまたがる自社専用射場「スペースポート紀伊：SPK」と、自社開発の小型ロケット「カイロス：KAIROS」で、2020 年代中に年間 20機、2030 年代に 30 機の打上げサービスを提供する「宇宙宅配便」を目指しています。社 名：スペースワン株式会社本 社：東京都港区芝公園 1-2-6 ランドマーク芝公園 6F代 表 者 ：代表取締役社長 豊田 正和設 立：2018年7月事業内容：小型衛星用の宇宙輸送システムの開発、これを用いた宇宙輸送サービスの事業化、その他これに付随・関連する事業U R L：https://www.space-one.co.jp/■Space BD株式会社についてSpace BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社(R)」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討からエンジニアリング部門による技術的な運用支援までをワンストップで提供しています。技術力に立脚した営業力・事業開発力を礎に、多様なキャリアバックグラウンドを持ったメンバーが、宇宙を活用した官民の事業化支援・事業変革、教育分野などに事業を展開しています。2025年4月現在、衛星取扱い件数約90件を含め、約610件以上の宇宙空間への輸送実績を重ねています。社 名：Space BD株式会社本 社：東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階代 表 者 ：代表取締役社長 永崎将利設 立：2017年9月1日事業内容：宇宙における各種サービス事業・教育事業U R L：https://space-bd.com/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000050164.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp

Space BD、防衛省より衛星打上げ業務を受注

トピックス

リリースニュースランキング

このカテゴリーについて