サステナビリティ課題解決ファンド1号投資事業有限責任組合から、株式会社LINEAイノベーションに出資いたしました。 (2025年6月3日)

この度、ニッセイ・キャピタル株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：秋山 直紀）は、サステナビリティ課題解決ファンド1号投資事業有限責任組合より、中性子を出さない安全性の高い革新的核融合炉の実現を目指す株式会社LINEAイノベーションに出資いたしました。ニッセイ・キャピタルは、日本生命グループの一員として、LINEAイノベーション社の成長とSDGs達成に貢献してまいります。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43106/34/43106-34-8587efdab64497c55090200053be68c7-1938x1506.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ][画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43106/34/43106-34-26548e8b46ff62cf9b25fc4879b6c334-515x139.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]LINEAイノベーション社の概要LINEAイノベーションは、独自開発するFRC（Field-Reversed Configuration：磁場反転配位）技術を用いて、中性子の出ない安全でシンプルな革新的核融合炉の実現を目指すスタートアップ企業です。出資背景核融合発電は、原子核の融合反応を利用して莫大なエネルギーを生成する発電方式であり、そのエネルギー効率の高さが大きな特徴です。発電の過程で⼆酸化炭素を排出しないため、既存の化石燃料による発電を代替することで、地球温暖化防止への貢献が期待できます。しかし、現在主流の核融合発電技術では、燃料として重水素と三重水素を用いるため、核融合反応において大量の中性子が放出されます。その結果、低レベルの放射性廃棄物が発生するほか、反応容器などの構造材料が中性子によって劣化し、核融合炉の寿命が短縮するなどの課題が生じています。LINEAイノベーションが開発を進める先進燃料核融合は、軽水素とホウ素11を燃料に用いることで中性子による放射化・廃棄物の発生という問題を根本的に回避でき、これにより中性子を出さない高い安全性と持続可能性を兼ね備えた次世代エネルギーの実現が期待されます。実用化に向けて克服すべき多くの課題はありますが、LINEAイノベーションは高い技術力によりそれらを乗り越え、将来的に大きな事業成長を実現するポテンシャルを有しており、その成果がグローバルな気候変動およびエネルギー問題の解決に寄与すると考えられることから、サステナビリティ課題解決ファンドからの出資を決定いたしました。LINEAイノベーション 会社情報・会社名：株式会社LINEAイノベーション・設立 ：2023年9月・所在地：東京都港区六本木六丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー15F・代表者：代表取締役 野尻 悠太・U R L ：https://linea-innovations.com/ニッセイ・キャピタル 会社概要・会社名：ニッセイ・キャピタル株式会社 NISSAY CAPITAL CO., LTD.・設立 ：1991年4月・資本金：30億円・株主 ：日本生命保険相互会社 100％ファンド概要・ファンド名称：ニッセイ・キャピタル サステナビリティ課題解決ファンド1号 投資事業有限責任組合 (Nissay Capital Sustainability Solutions Fund No.1 Investment Limited Partnership)・設立日：2023年4月・ファンド金額：30億円・運用者：ニッセイ・キャピタル株式会社・出資者：日本生命保険相互会社、ニッセイ・キャピタル株式会社・出資金額：1社あたり1千万～1億円 程度・ファンド期間：18年・投資ステージ：オールステージ・投資対象：脱炭素・環境負荷軽減・新エネルギー・健康長寿・持続可能性に関する 技術・サービスなど、SDGs面での社会貢献が期待されるスタートアップファンド設立のプレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000043106.html本件に関するお問い合わせ先https://www.nissay-cap.co.jp/contact/index.php企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000043106.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp