ファスナートップブランドYKKの悩みを、若者が国際探究学習

～富山高専生が、メキシコ・コスタリカの同世代とYKKメキシコ社の「働き続けたい会社づくり」に挑む～株式会社WTOC（所在地：東京都渋谷区、代表取締役：堂原有美）は、この度、富山高等専門学校 国際ビジネス学科（所在地：富山県富山市、校長：國枝 佳明）とYKK株式会社（本社所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：松嶋 耕一、以下YKK） 黒部事業所、YKKのグループ会社であるYKK Mexicana S.A. de C.V.（以下YKKメキシコ社）と連携し、企業が直面するリアルな課題解決をテーマにした国境を越えた探究学習プログラムを開始します。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-47139923e8c87e5c073414bc7079a4e3-1920x1080.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]本プログラムでは、YKKメキシコ社が提示する人材エンゲージメントに関する課題をテーマに、富山高専の学生がメキシコおよびコスタリカの学生と国際的に協働しながら、ディスカッションを通して解決策を探究し、提案を行います。目的本プログラムは、激変する国際社会で求められる多文化共生スキルと英語コミュニケーション力を、社会課題への探究を通して身につけることを目的として企画しています。特に、70の国と地域に事業を展開するYKKグループのYKKメキシコ社が直面する人材確保、近年の働き方や価値観に関するリアルな課題（離職率、キャリアアップへの期待、ジョブホッピングなど）に、富山高専生とメキシコ・コスタリカの学生が多文化環境で共同で取り組みます。海外の若者や企業の生の声を聞きながらディスカッションすることで、異文化のメリットや課題を理解し、実際のビジネス課題に対する多角的な視点からの解決策を探究してプレゼンテーションを行います。これにより、英語コミュニケーション能力と探究スキルに加え、グローバル社会で求められる広い視野と、自分が住む地域や海外に対する見識を養います。こうした実践的な経験を通して、学生自身の将来の可能性や選択肢が広がることを目指しています。プログラムの詳細◆スケジュール[表: https://prtimes.jp/data/corp/82220/table/18_1_4abba47f19d40317ed9a6108e5c317e2.jpg?v=202506120216 ]※開催時間はいずれも9:10～10:40 ※オンラインまたは現地（富山高専）での取材の受け入れをしております。◆参加者富山高専：5年生（19-20歳）約40名外国人側：グアダラハラ日墨学院、コスタリカ日本文化センターなど 20名程度を予定※日本人と外国人が入った3テーマ×3グループにわけて展開。◆実施場所オンライン （ZOOM）◆ゲストYKKメキシコ社 社長：久保秀之氏、工場長：野口雄次氏YKK株式会社 経営企画室 グローバルエンゲージメント統括Ｇ コルク・ジェシカ氏YKK株式会社 黒部事業所 人事部 大室光希氏 他探究プログラムの特徴リアルな課題と実践的な経験YKKメキシコ社の久保社長自らが提示する「社員と企業のエンゲージメントをいかに高めるか」という最重要課題に取り組みます。特に「働き方（時間、場所）」「キャリアアップ（給料、ステップアップ）」「福利厚生（休み、家族サービス）」といった、従業員の働く上でのモチベーションに直結するテーマを題材に、YKKメキシコ社が実際に行ってきた過去の取り組みでの改善例や新たな課題について学んだあと、課題が出されます。社会課題を海外目線から探究し、これからの社会を生き抜くための多文化共生スキルと英語コミュニケーション力を身に着けます。プログラムの殆どが英語で行われ、プレゼンテーションの準備から発表まですべて学生が主体となり実施されます。国際共同学習富山高専の学生だけでなく、メキシコおよびコスタリカの学生（日本語学習者）もチームに加わり、異文化理解を深めながら共同で課題解決に取り組みます。メキシコ人のワークスタイルや価値観（例：ジョブホッピングの傾向、キャリアアップへの意識、家族の重要性など）といった参考情報を踏まえつつ、現地の学生の生の声を取り入れることで、より現実的で多様な視点からの解決策が期待できます。企業との緊密な連携課題提供だけでなく、YKKメキシコ社の久保社長や野口工場長、YKK黒部事業所の人事担当者がプログラムに関与し、学生の提案に対して、フィードバックや評価を行います。優秀な提案は企業での採用の可能性もあり、授業の枠を超えた実践的な取り組みとなっています。関係者からのコメント富山高専 国際ビジネス学科 講師 北井翔子学生が学外の人々と英語でコミュニケーションを取る機会を創出できないかと考え、本プロジェクトを立ち上げました。ただ英語で会話するだけでなく、高専で培ってきた語学力やビジネス知識を最大限活用できる具体的課題を設定したいと考えていたところ、YKKメキシコ社およびYKK株式会社の皆様にご協力いただけることとなりました。特に地域産業界に貢献できる人材育成を目指す富山高専にとって、地元に縁深いYKKグループの皆様に関わっていただけることは大きな意味を持ちます。実際に企業が直面する課題について議論を交わす中で、学生には母語が異なる人々と合意を形成していく難しさや喜び、異文化に属する人々との共存等について柔軟に感じ取ってもらうことを期待しています。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-f50361ec5e7971dd5f738849b517da2d-120x153.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]国際ビジネス学科 講師 北井翔子氏YKKメキシコ社 社長 久保秀之氏我々の工場が立地する地域の離職率は平均５割という調査があります。エンゲージメント向上は地域共通の課題です。そのような中、過去数年間YKKメキシコグループは色々と手を打ってきて、その効果は出てきています。しかし、今後更にわくわくする企業になるために、国を跨いだ多面的な角度からこれからの世代の意見を取り入れることは非常に重要と考えます。メキシコ国民の平均年齢は３０歳弱です。若い世代と一緒に考え成長していきたいと思います。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-3cc983438ead3443e1234f25ae8040bd-310x325.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]YKKメキシコ社 久保秀之氏YKK株式会社 経営企画室 グローバルエンゲージメント統括Ｇ コルク・ジェシカ氏このたび、異なる文化的背景を持つ日本・メキシコ・コスタリカの学生たちが、YKKメキシコ社の人財課題というリアルなテーマに対して協働し、解決策を提案するという取り組みに、大きな価値を感じています。国境を越えて若者たちが一つの課題に向き合い、英語で議論を重ねながら多様な視点を融合させていくプロセスは、まさにグローバル社会で求められる力そのものです。また、今回の参加学生たちは、ちょうどYKKグループに入社してくるZ世代・α世代の社員と同世代であり、彼らの視点や価値観は、当社にとっても非常に示唆に富んだものになると期待しています。未来の社会を担う若者たちの声に耳を傾けることは、企業としての成長にもつながると信じています。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-5c478bb03b8563171ae3d1f12cea5f90-1800x2700.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]YKK株式会社 コルク・ジェシカ氏株式会社WTOC「教室から世界一周」 代表 堂原有美これまで学生の皆さんに国際交流の機会を提供してきましたが、教室を飛び出し、社会で活躍する大人の皆さんや、異なる境遇の人たちとつながる瞬間にこそ、格別な学びと楽しさがあると感じています。今回、YKKメキシコ社およびYKK株式会社の皆様のご協力と、富山高専の北井先生のご尽力により、学生にとっては少し手の届きづらい世界企業に触れ、さらに海外の生徒たちと議論できる稀有な機会ができたことに、心からワクワクしています。海外に住む人たちのリアルな声を通して、生徒たちがどんなことを学び、今後にどう活かしていくのかが、今から楽しみでなりません。[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-6912e9f18d400b336138d18ce604d399-784x981.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]株式会社WTOC 代表 堂原有美【開催報告】YKK株式会社との異文化・実ビジネスを実践で学ぶ探究学習プログラム オリエンテーションを開催2025年5月29日、YKK株式会社との異文化・実ビジネスを実践で学ぶ探究学習プログラムのオリエンテーションが富山高専 国際ビジネス学科の授業の中で開催されました。YKK株式会社 人事部の大室氏を招き、企業説明を通してYKKの経営理念や求める人材像についての理解を深めました。グループワーク１.では、「海外で働きたいか？」をテーマに、メリット・デメリットや理由などを話し合いました。続くグループワーク２.では、「YKKの海外事業所で働く際にどのような課題が発生すると思うか？」を想定して議論しました。文化背景や言語の違いに起因する課題を中心に、企業理念の認識のずれ、現地従業員と日本人派遣社員との間での文化・価値観の違い（時間厳守や指示への反応など）、さらには生活面（衛生、食事）やコミュニケーションから生じる孤独感など、多岐にわたる具体的な課題が挙げられました。これは、実際に海外で働く際に直面しうる具体的な課題を深く考える貴重な機会となりました。今後のセッションでは、この議論で深められた課題認識を踏まえ、YKKメキシコ社が現在直面している人材エンゲージメントに関する課題解決策を、メキシコ・コスタリカの生徒と共に協働で取り組んでいきます。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-950975dbe9b6e9bc1a00b47b439278e0-764x424.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]5/29オリエンテーションの様子１.[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-1c5f23a36f1b7c2b5eb791e3823a2bf0-1920x1080.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]オリエン資料１.[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82220/18/82220-18-8dde793ffd31513131154aebbdeb0df8-1920x1080.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]オリエン資料２.6/19からはメキシコ・コスタリカの生徒も交えた交流セッションが行われます。共催者情報富山高等専門学校 国際ビジネス学科■所在地：富山県射水市海老江 ■代表者：校長 國枝 佳明■HP:https://www.nc-toyama.ac.jp/YKKメキシコ社■本社所在地：Carretera Federal Libre Queretaro Leon Km 3.6 Col. Las Malvas Revolucion Irapuato Gto., C.P. 36547 Mexico ■代表者：社長 久保 秀之■HP:https://mexico.ykkamericas.com/■事業:ファスナー及び関連部品の製造・販売、ファスニング関連商品の販売YKK株式会社■本社所在地：東京都千代田区 ■代表者：代表取締役社長 松嶋 耕一■HP:https://www.ykk.com/■事業：YKKグループは世界70の国/地域で現地に根ざした事業を展開しています。「Fasten」＝留める、つなぐものを取り扱うファスニング事業ではファスナー、面ファスナー、バックルやスナップ・ボタンなどのファスニング商品を製造・販売しています。“他人の利益を図らずして自らの繁栄はない”という思想に基づくYKK精神「善の巡環」と、経営理念「更なるCORPORATE VALUEを求めて」を全事業の根幹に据え、本業を通じて持続可能な社会の実現に向けた事業活動を行っております。株式会社WTOC（ウトック）■所在地：東京都渋谷区 ■設立：2021年6月15日 ■代表者：代表取締役 堂原 有美■HP:http://wtoc-edu.com/■事業：「教室から世界一周！」プロジェクト、国際交流プログラムの開発・提供、コンサルティング【協力】一般財団法人心豊かな社会をつくるための子ども教育財団 ■HP:https://kystk-zaidan.com/ja/【本件に関するお問合せ先】6月19日・6月26日・7月10日・7月17日 いずれの日程も9:10～10：40（90分）のセッションのオンライン・現地取材を受付しております。フォームにて取材日前日までにお申し込みください。▼取材受付フォームhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScKJ4FXCz22XNKxbRlkr05XWykT_86TFV8ZdVII_B9WX5GMhA/viewform?usp=dialog※是非ご取材いただきたく、詳細をご案内申し上げます。お手数ではございますが、実施前に 下記の内容をご連絡いただきますようお願い申し上げます。1：団体名 2：媒体名 3：お名前 4：電話番号 5：メールアドレス 6：取材希望日 7：参加人数株式会社WTOC「教室から世界一周！」プロジェクト事務局 ☎:050-8880-3157( 平日10:00~17:00 ) (メール):contact（アットマーク）wtoc-edu.com （アットマーク）を＠に変換してください。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000082220.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp

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