【ホテル発信】まちツアーと伝統工芸アクティビティで伊勢を未来へつなぐ、伊勢の歴史・建築・文化に触れる、2つのサステナブル体験が登場！

「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」、宿泊者限定で新たに提供開始バリューマネジメント株式会社（本社：大阪府大阪市、代表：他力野 淳、以下、当社）は、運営する分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」（三重県伊勢市、以下、当ホテル）にて、地域の歴史や文化をご宿泊のお客様とともに作り・繋ぐ、サステナブルな2つのアクティビティを開発いたしました。お伊勢参りの成立と発展を支えた商人町、伊勢河崎の歴史的建造物とまちなみを受け継ぐ当ホテルならではのサービスとして、伊勢河崎のまちづくりを担うキーパーソンと連係し、「伊勢河崎のまちと建築 特別ツアー」「伊勢春慶、工芸体験」を2025年6月26日（木）より販売開始いたします。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18871/584/18871-584-306ac60f5483700b1666f16fe33c57a7-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]開発背景：現代における「旅」は、単なる刺激や消費のための移動ではなくなりつつあります。情報過多で忙しい日常から一歩離れ、自分を見つめ直す「内省の時間」や、異なる文化・価値観に触れることで心を解きほぐし、精神的な豊かさや成長を得る手段として、旅の意味が再定義され始めています。そんな中、旅先での出会いや体験を通じて地域の本質にふれる「文脈のある滞在」へのニーズが高まり、長く地域に根づいた伝統工芸や歴史的建築といった文化資源が、今ふたたび見直されています。当ホテルは、伊勢河崎に残る６棟の歴史的建造物を改修し、まち全体をホテルと見立てる独自の滞在スタイルを提供する伊勢エリア初の分散型ホテルです。客室をまちに分散させ、レストランを持たない泊食分離の仕組みを採用することで、地域の食・文化・人との出会いを自然に生む設計を行っています。このたび新たに提供を開始する「伊勢河崎のまちと建築 特別ツアー」と「伊勢春慶、工芸体験」は、そうしたコンセプトをさらに深化させた試みです。伊勢河崎のまちづくりと客室の改修に携わった建築士が自らガイドを務めるまちと建築ツアーでは、まちの建築様式に込められた知恵や神宮との関係性への語りを通して、まちへの理解と共感を育みます。また、室町時代に起源を持つ伊勢春慶は、かつて神宮の御用材を使った内職として始まり、江戸時代には全国に流通する名産となりました。しかし戦後、プラスチックなどの安価な素材の普及とともに次第にすたれ、一時は途絶えかけた伝統工芸でもあります。その価値が再び見直されるようになったのは、まさにこの伊勢河崎地域でまちづくり活動が本格化してからのことでした。今では職人の手によって復興が進み、再び伊勢の文化を語る存在として蘇りつつあります。体験では、その春慶の技法を一部体感いただけるよう構成しており、伊勢らしい素材と色彩、手仕事の魅力を、旅の記憶として持ち帰っていただけます。当ホテルは旅を通じて地域の本質にふれる“本質的な滞在”の価値を信じ、伊勢河崎の文化と共に歩む体験をこれからも提案してまいります。▍建築士がご案内！「伊勢河崎のまちと建築 特別ツアー」 本ツアーは、伊勢河崎のまちづくりに長年携わり、当ホテルの客室改修も手がけた建築士・高橋徹氏が、自らガイド役として登場。表層的な観光案内では触れられない、まちの奥深い物語と建築の魅力を紐解いていきます。ツアーの舞台は、伊勢の台所と称され、当ホテルが展開する河崎のまちなみ。かつて物流の要衝として栄え参拝文化の発展を支えたこの地には、切妻妻入りや刻み囲いといった特徴的な町家建築や蔵が今も残され地域資源として活用されています。ツアーでは、建築的視点でのまちめぐり・伊勢神宮との関係性にも言及。まちの成り立ちや暮らしに根ざした文化の香りを体感できるひとときをお届けします。- 名称：伊勢河崎 まちと建築ツアー- 所要時間：約40分- 集合場所：伊勢河崎商人館前（〒516-0009 三重県伊勢市河崎2丁目）- 案内人：高橋 徹 氏（建築士／伊勢河崎まちづく株式会社）- 価格：１名：5,500円（税込）／２～４名：3,850円（お一人あたり／税込）- ※伊勢河崎商人館入場料、おみやげ付き- 内容：- 伊勢・河崎の歴史と町の発展背景- 日本最古の紙幣「山田羽書」など、河崎が受け継ぐ歴史資料ご紹介- 町家再生建築の事例とまちの再生プロセス- ホテル改修に使われた部材の再利用エピソードと、建築・まちづりの視点で見た伊勢神宮との関係性- お申込みURL：https://vmg-isekawasaki.com/activity/guide_tour/[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18871/584/18871-584-a8f11c6b06f827f272a0debdcef7b3a0-3900x2600.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]伊勢河崎のまちを流れ、かつて物流の要衝だった勢田川▍復活を遂げた漆器「伊勢春慶、工芸体験」 ■伊勢春慶とは伊勢春慶の歴史は、室町時代に遡ります。伊勢神宮の御造営に携わった工匠たちが、払い下げられた御残材を用いて内職として始めたと伝えられ、昭和初期に刊行された『宇治山田市史』にもその記録が残っています。主に桧の板を素材とする箱物が多く、木目を生かす透明漆「春慶塗」が特徴です。その素朴であたたかみのある仕上がりは、伊勢の風土と精神性を映し出すものとして古くから親しまれてきました。江戸時代には、伊勢神宮の外宮近くで製造され、河崎の問屋街を通じて全国に流通。幕末には河崎でも製造されるようになり、多くの職人が勢田川沿いに工房を構えていました。しかし、戦後の暮らしの洋風化やプラスチック製品の普及により、日用品としての漆器の需要は急速に減少し、伊勢春慶も一時は姿を消しかけました。そうした中で、伊勢河崎の歴史あるまちづくりとともに、その価値があらためて見直され、伝統の技を受け継ぐ職人たちによって復興が進められてきました。現在では、伊勢春慶は再び伊勢の文化を象徴する工芸品として息を吹き返し、その魅力を次世代へと伝える活動が広がっています。■体験の魅力と工程本アクティビティでは、明治時代の伊勢春慶復興期の技法をイメージし、木地の選定から伝統技法「渋引き」までを体験していただけます。伝統と現代の感性が融合した、世界に一つだけの伊勢春慶作品を、ぜひ旅の思い出としてお持ち帰りください。１.木地の選定職人が厳選した良質な桧材をご用意。木目の美しさを引き立てるために、形状・質感にもこだわっています。２.弁柄顔料による下塗り（渋引き）赤みのある弁柄を顔料として塗布し、伊勢らしい色合いを表現。さらに、伊勢を象徴する柿渋を刷毛で塗布し、布で丁寧に拭き取っていきます。３.漆塗と仕上げ（職人による仕上げ）体験後は、職人が仕上げの漆塗を施し、完成品をご自宅へ配送いたします。■開催概要- 体験名：伊勢春慶 工芸体験 ～伝統の美と手業にふれるひととき～- 開催日：土曜・日曜・祝日- 時間：１.10:00～12:00／２.13:00～15:00- 料金：配送費別- コースター（２枚）13,500円（税込）- 長方形膳（サイズ小）18,500円（税込）- 対象：中学生以上（小学生は保護者同伴で可）- 会場：伊勢春慶デザイン工房- お申込みURL：https://vmg-isekawasaki.com/activity/ise_syunkei/[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18871/584/18871-584-24a44167ee0a3a40292896c6b9afd6c8-1950x1300.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]伊勢春慶工房と完成商品イメージ▍NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町について[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18871/584/18871-584-732bcc5f789815ed2c1bb1d05e3d5d51-709x709.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」は、伊勢エリア初の分散型ホテルで、伊勢河崎エリアに残る6棟の歴史的建造物を改修し、各棟にフロントや客室機能をもたせることで、地域全体がホテルとなり、観光客がまちを回遊する仕組みを採用しています。また、当ホテルはレストランの機能をあえてつくらず※、泊食分離にすることで、地域の飲食店を利用いただき、より地域を知ってもらう機会を創出します。「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」は、このように単にホテル機能を分散するだけでなく、地域と連携しながらまちの魅力を知ってもらうことを目指します。伊勢河崎地域のまちづくりを行うNPOと企業が中心となって立ち上げた、伊勢河崎まちづくり株式会社が開発し、全国で歴史的建造物を利活用したホテル運営の実績を有するバリューマネジメント株式会社が運営します。※朝食提供やラウンジ運営はフロント棟で行います▍開発会社：伊勢河崎まちづくり株式会社ついて伊勢河崎まちづくり株式会社は、伊勢河崎本通り活性化会議に参画する地元企業家、有志住民によって設立した、伊勢河崎本通り地区の活性化を目的としたまちづくり会社です。当地域内に点在する空き家、空蔵を宿泊施設や店舗等として活用することで、地区の魅力創出、商業の活性化と町中の回遊性向上を図ります。住民と来訪者が親しく交流するまちを実現するため、持続的なまちづくりへの貢献を目指します。会 社 名： 伊勢河崎まちづくり株式会社 設 立： 2023年6月30日代 表： 村田 典子 資 本 金： 400万円所 在 地： 三重県伊勢市河崎1丁目8番29号事業内容： まちづくり活動及びまちづくりに関する諸団体との連携、調整商店街及び地域振興を図るための事業及び各種イベント実施 等▍運営会社：バリューマネジメント株式会社についてバリューマネジメント株式会社は、「文化を紡ぐ」を理念に、これまで税金で保存してきたものを民間が税金に頼らず必要性をつくることで持続可能なまちづくりの実現を目指しています。これまで「観る」対象とされてきた文化財や城、史跡、名勝などの歴史的・文化的に価値の高い資源を修復し、ホテルやレストラン、宴会場、MICEなどの場として活用。必要とされる場にすることで、新たな価値を生み出すとともにマネタイズし、歴史的資源の収益化を実現しています。また、まちの面的な活用に向け、地域の歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進し、分散型ホテルを全国で展開。バリューマネジメント株式会社が展開するグループブランド、VMG HOTELS &amp; UNIQUE VENUESでは現在までに92棟の歴史的建築物を活用し、文化の保存・継承と経済活性化の両面から地域を支える事業を展開しています。会 社 名： バリューマネジメント株式会社URL： https://www.vmc.co.jp/設 立： 2023年8月1日代表取締役： 他力野 淳 資 本 金： 5,000万円所 在 地： 大阪府大阪市北区大深町４番２０号 グランフロント大阪タワーＡ１７階事業内容： 歴史的資源を活用した観光まちづくり・歴史的建造物の利活用企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000584.000018871.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp