「メイド・イン・イタリア」への誠実な姿勢──困難な時代におけるクラフトマンシップへの取り組み

2025年6月27日 イタリア・フィレンツェ - 世界的なインフレ、為替の変動、生産圧力が高まってきたという時代において、www.vetrinamia.comに参加するデザイナーおよび職人たちは、ただ一つの原則を貫いています。それは、「クラフトマンシップは決して妥協しない」ということです。北イタリアから調達される高品質な皮革のコストから、すべての仕上げ工程に注がれる熟練労働に至るまで、バッグ一つをつくるには多くの時間と労力を要します。この品質には当然コストが伴い、その負担はさらに増しています。生産コストの基準となるユーロは、円に対しておよそ120円から169円へと上昇し、素材費や人件費のみならず、真の職人仕事を持続させるための基盤にまで影響を与えています。一部のファッションブランドは、デザインの簡略化、生産工程の削減、あるいは低コスト地域への製造移転といった対応を取っています。しかし、ベトリーナミーアが紹介する独立系ブランドにおいて、それは選択肢ではありません。ヴィチェンツァを拠点とする革職人エドアルド・キラーノ氏は、こう語ります。「手を抜けば、家族に恥をかかせることになります。」この言葉は飾りではありません。彼の家族は三世代にわたり革なめし業を営み、今日に至るまで受け継がれています。正確さに誇りを持ち、一針一針に尊厳を込める──それが、歴史あるイタリアの職人工房に息づく精神です。フランス・パリを拠点とし、ベトリーナミーアに参加するブランドの一つであるフレデリック・ルセリエ氏は次のように語ります。「近道を選ぶことは、私たちが築いてきたすべてを汚すことになります。基準を下げるというのは、単なるデザイン上の判断ではなく、個人的な恥です。その誇りと誠実さこそが、私たちのブランドの本質です。」近年、「メイド・イン・イタリア」の真意が問われる場面が増えています。特に、一部の高級ブランドによる海外委託生産の増加を背景に、消費者の疑念が高まっています。そのような状況下でも、当社の提携ブランドは一貫した姿勢を保ち続けています。すべての商品には、製造地の商工会議所が発行したイタリア原産証明書が添付されており、透明性・誠実さ・伝統技術への敬意を何よりも大切にしています。[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157109/21/157109-21-37f3221379d7302d9401ae483dc4b011-2160x2700.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]上記：イタリア・フィレンツェ商工会議所が発行した「イタリア原産地証明書」です。各製品には、その製造地であるイタリアの各州の商工会議所によって発行された「イタリア原産地証明書」が紐づいており、追跡可能となっています。Vetrina Mia の製品の多くは、イタリアのフィレンツェおよびアブルッツォ地域で製造されています。とはいえ、経済環境は厳しく、この品質水準を維持するためには将来的に価格改定が必要となる場合もあります。私たちはその現実と向き合い、支えてくださるお客様への深い感謝とともに、正直にお伝えしてまいります。特に日本では、大都市にとどまらず、地方都市のお客様からも多くのご支持をいただいております。オンラインを通じて、これらの製品が全国へと届けられていることは、デザイナーたちにとって静かな喜びとなっています。2025年7月、vetrinamiaの公式サイト（www.vetrinamia.com）は、より快適でダイレクトな閲覧体験をご提供するためにリニューアルを予定しております。品質、美しさ、そして意味のあるデザインを求めるすべての方々へ――変わらぬ誠実さでお届けいたします。詳細はwww.vetrinamia.comにてvetrinamia「ヴェトリーナ・ミア」とはvetrinamiaは、イタリアやフランスのハイクオリティなニッチブランドを紹介するオンラインプラットフォームであり、独自性と卓越したクラフツマンシップを誇るラグジュアリーアイテムを展開しています。さらに、vetrinamiaでは、バッグのコレクションだけでなく、200以上のヨーロッパのユニークなブランドのプレタポルテやフットウェアを順次取り扱い予定。シーズンごとに、厳選されたアイテムが独占販売されます。Instagram: https://www.instagram.com/vetrinamia_official/公式ウェブサイト: https://www.vetrinamia.com企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000157109.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp