佐賀市上下水道局が、衛星データやAIを活用し持続可能な水道事業の実現を支援する水道DXソリューション「天地人コンパス宇宙水道局」を導入

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45963/211/45963-211-a9cc3ff60199bf0fe96da44fc3e459ee-920x450.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]衛星データを活用し持続可能な水道事業の実現を支援する水道DXソリューション「天地人コンパス 宇宙水道局」を提供する、JAXA認定の宇宙ベンチャー 株式会社天地人（東京都中央区 代表取締役 櫻庭康人）が、佐賀市上下水道局さまと契約したことをお知らせいたします。日本の水道インフラが抱える社会課題上水道の「水道管の老朽化」を背景に全国各地で大規模な漏水事故が相次いで発生しています。しかしながら、国内には約17.6万km（約23.6％）の管路が法定耐用年数を超えており、現状の手法では経年管の点検・維持・修繕を実施するには、多額の費用を要するうえに、広域、かつ、短期間で行うことは困難とされています。さらに今後は、少子高齢化・人口減少により料金収入や職員数の減少が見込まれるため、問題は深刻さを増す一方です。天地人は衛星データを活用し、これらの課題解決に寄与したいと考えています（出典：日本水道協会「水道統計」）佐賀市の水道事業の取り組みのご紹介佐賀市は、行政区域のうち、佐賀地区、諸富地区、大和地区の一部、富士地区の一部及び久保田地区を給水区域として事業を展開しております。多布施川、嘉瀬川ダム、地下水、更には佐賀東部水道企業団、佐賀西部広域水道企業団からの受水など、多様な水源を活用しております。佐賀市上下水道局さまでは、暮らしを支える安心安全な水道水のために、令和七年三月に「佐賀市水道事業ビジョン」を策定し、長期的な視点に立ち、収支のバランスをとった経営戦略をもとに多くの取り組みを推進されています。また、ビジョンの基本方針である、「安全」、「強靭」、「循環」、「持続」の4つの方針に基づいた事業に加え、上下水道だよりや佐賀市上下水道局子供向けページの作成などの広報活動にも力をいれています。「天地人コンパス 宇宙水道局」は、漏水発見の効率化や調査範囲の絞り込み、業務のDX化を通して、佐賀市様の次世代につながる水道経営に貢献できるよう尽力してまいります。佐賀市上下水道局さまのコメント当市では、これまで水道管路の耐震化及び老朽管対策を図るべく、計画的に管路更新事業に取り組んできたことにより、漏水率は2015年度の9.0％から2023年度では5.8％へと改善し、有収率も2015年度の87.8％から2023年度では91.3％へと向上しています。しかし、近年は漏水率が下げ止まり傾向にあり、一定の漏水が発生している状況にあります。全国では、道路地下埋設物の老朽化による陥没事故や大規模漏水などが多発しており、陥没等事故の未然防止は喫緊の課題と捉えているところです。 本事業では、給水区域内における衛星データや環境データ等をAI解析し、管路の老朽度の可視化を行い、漏水可能性エリアの特定・調査を行うことにより、効率的な漏水防止策が見込まれます。また、診断結果を基に、漏水リスクが高いエリアと現在の管路更新基準とを重ね合わせ、更新優先順位の高い管路を検討し、更新計画のアップデートに活用していきたいと考えています。「天地人コンパス 宇宙水道局」について「天地人コンパス 宇宙水道局」は、衛星データを活用し持続可能な水道事業の実現を支援する水道DXソリューションです。主に以下の機能を提供しています。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45963/211/45963-211-93ef49e3ab882d89d903d4cbcb5ddaad-1600x900.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]1. 漏水リスク評価に基づく音聴調査支援衛星データを活用し、約100m四方のメッシュ単位で漏水リスクを5段階で診断。管路ごとのリスク診断をおこなう「管路単位のリスク診断」を組み合わせることで、水道インフラの状態をより細かく把握し、より効率的な維持管理が可能になります。2. 地域特性に応じた水道管の管路の更新計画策定を支援する機能管路診断結果に基づく「健全度」（漏水リスク診断結果）と、一般住宅から重要給水施設（病院、学校、避難所など）まで、あらゆる施設や暮らしへの影響を包括的に考慮した「重要度」を組み合わせて評価することで複数の「更新優先シナリオ」を作成します。平時の漏水リスクを重視するシナリオや、災害時の社会的影響を重視するシナリオなど、地域課題や目的に応じた柔軟な設定が可能です。環境の変動を考慮したシナリオを通じて、各管路の更新優先順位を合理的かつ透明性をもって決定することで、有用性の高い計画策定を支援します。「天地人コンパス 宇宙水道局」の本質的な価値は、長年蓄積されてきた自治体のデータと最新の衛星技術を融合させることにあります。この融合から生まれる「漏水リスクの情報」という新たな視点により、従来の音聴調査や更新計画といったアプローチが進化すると考えています。過去の英知と未来の技術をつなぐこの取り組みが、限られた資源でより大きな効果を生み出す新しい水道事業の実現となるべく今後も貢献してまいります。会社概要会社名：株式会社 天地人所在地：東京都中央区日本橋１丁目4−1日本橋一丁目三井ビルディング5階代表者：代表取締役 櫻庭 康人事業内容：衛星データを使った土地評価コンサル天地人コンパス 宇宙水道局 特設サイト：https://suido.tenchijin.co.jp/公式サイトURL：https://tenchijin.co.jp/X：https://x.com/tenchijin_prLinkedin：https://www.linkedin.com/company/tenchijin/＜本件に関するお問い合わせ先＞漏水事業担当：伊藤お問合せ窓口：info-compass@tenchijin.co.jp企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000211.000045963.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp