外国人ドライバー雇用、物流・旅客企業の5割超が「日本語コミュニケーションに不安」複雑な行政手続き、ノウハウ不足も課題【230社調査】

深刻な人手不足も、特定技能ビザ「理解している」12％と制度周知に大きな壁ノンデスク事業者向けの人材採用システム「クロスワーク」を提供するX Mile株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：野呂 寛之）は、物流・旅客企業（トラック・バス・タクシー）230社を対象に「外国人ドライバーの採用・活用に関する実態調査」を実施しました。調査から、外国人ドライバーの採用において「日本語コミュニケーション」を最も課題に感じていることが判明しました。また、人手不足解消手段としてバス・タクシー業界など旅客分野で検討されている特定技能ビザの日本語要件緩和についても、「人手不足解消に役立つ」と前向きな声が多い一方、「コミュニケーショントラブル増加」を懸念する声も挙げられました。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-447c9ec444703deaf859d04a3541365e-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]▼本リリースは下記よりご確認いただけます。クロスワークしごと白書：https://x-work.jp/journal/driver-working_foreign-driver※転載・引用時は下記の出典元・リンクの設定をお願いいたします。■調査サマリ・外国人ドライバー採用、50.9%が「日本語コミュニケーション」を最大の不安要素に・「行政手続きの複雑さ」「受け入れノウハウ不足」も課題として浮上・バス・タクシー業界、日本語要件緩和について賛否分かれる・物流・旅客企業の74.8%が人手不足を実感・特定技能ビザを「詳細まで理解」している企業はわずか12.2%、35.7%は「全く知らない」■調査詳細外国人ドライバー採用、言語・交通ルール面が最大のボトルネック[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-2bcb3c8616d09c247daae6effb18c9fa-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]物流・旅客企業230社の50.9%が、外国人ドライバーの採用・活用課題として「日本語でのコミュニケーションに不安がある」と回答しました。「日本の交通ルールやマナーの習熟に時間がかかる」も41.3％と多くの回答を集めており、言語・交通ルール面が最大のボトルネックであることがわかります。「文化や習慣の違いによる摩擦の可能性（24.8%）」「採用手続きやビザ申請の行政手続きが複雑（21.7％）」という声が続く中、外国人採用について「そもそも関心がない・必要性を感じない」という声も20.9％挙がっています。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-e03f221c1cacdfd332234c93c8bfbad7-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]日本全体で人手不足が深刻化する中、社会インフラを支える物流・旅客業界も同じ課題に直面しています。調査では、74.8%が「人手不足を実感している」と回答しており、人手不足を全く感じていない企業は1割程度に留まりました。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-569311cee684aec6b2d8c700c3e7de1b-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]業界全体が深刻な人材不足の中、現在最も採用に注力している属性を聞いたところ「中堅ドライバー（40代～50代）」で41.3%を占める結果になりました。「若手ドライバー（20代～30代）」が38.3%、「他業種からの転職者」が28.3%と続き「未経験者」からの転身に注力する声も20％存在しました。「外国人ドライバー」という回答は3.9％にとどまっています。バス・タクシー業界、「日本語要件緩和」に人手不足解消を期待する声も[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-cbdbab5427d0d2418c26fa56e091faf2-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]続いて、深刻な人手不足から特定技能ビザの日本語要件緩和が議論される旅客業界（バス・タクシー）に限定して、緩和の賛否を聞いたところ、20社中8社が「人手不足解消に役立つ」と前向きに評価しました。一方、「コミュニケーショントラブル増加」を懸念する声も7社から上がっており、賛否が二分される結果となりました。また、「多様な国からの人材を受け入れやすくなる」「来日後の日本語学習支援が充実すれば賛成」とポジティブな意見が続く一方で、文化摩擦・不当労働への懸念を示す意見も挙がりました。20社と回答数は少ないものの、旅客業界では、減便が相次ぐ地域交通の維持に向けて、外国人材活用への期待の声が見受けられます。※日本語要件の緩和は、2024年時点でタクシー・バス等の旅客業界で検討されている制度です。外国人材受け入れ体制、「行政手続き」「ノウハウ」に課題。特定技能ビザの理解現場業務に特化した外国人雇用には、特定技能ビザの活用が欠かせません。「特定技能ビザ」は2019年4月に創設された、製造・介護・物流などの現場職での就労を想定した代表的な在留資格の一つです。本調査では、「特定技能ビザ」申請手続きの煩雑さだけでなく、そもそも制度自体を十分に理解できていないという声が多く寄せられました。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-95638b1055200ef39e019f43cfd805ee-1920x1080.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]「特定技能」の理解度を調査したところ、「詳細まで理解している」は12.2％にとどまりました。一方、「名前は知っているが内容はよくわからない」が41.3％、「全く知らない」が35.7％と、認知度と理解度に大きなギャップが見られました。■調査のまとめトラック・バス・タクシーをはじめとする物流・旅客業界の人手不足は、社会インフラの維持に直結する喫緊の課題です。「社会の血液」とも呼ばれる物流・旅客輸送がストップすれば、私たちの日常生活に深刻な影響を与える可能性があります。今回は、深刻な人手不足解消の選択肢の一つとして議論される外国人ドライバー採用について実態を調査しました。その結果、「日本語コミュニケーション」や「制度理解不足」「行政手続きの複雑さ」といった課題が明らかになった一方で、旅客業界では「人手不足解消の切り札」として期待する声も確認されました。外国人材の活用を検討する企業にとっては、言語サポートや制度理解の促進、受け入れ体制の整備が重要な要素となります。クロスワークでは、特定技能制度の理解から採用・定着までを一貫して支援する仕組みづくりを、1月より新たに開始いたしました。今後も、企業の多様な採用ニーズに対応し、持続可能な人材確保の実現に向けて支援を続けてまいります。【本リリースについてのお問い合わせ】X Mile株式会社 広報MAIL：pr@xmile.co.jpTEL：03-6845-3624※本リリース内容の転載・引用時には、出典元とURLの設定をお願いいたします。クロスワークしごと白書：https://x-work.jp/journal/driver-working_foreign-driver【調査概要】・調査期間：2025年6月23日～2025年6月30日・調査方法：インターネット調査、ウェブアンケートによる調査・調査対象：全国20代以上の物流・旅客企業の経営者・役員230名▼関連するリリース・「収入が同等以上なら地元に戻りたい」地方出身ドライバー5割、“地元を離れて働く物流人材”への支援、東北では78%が「なし」人材定着や女性流出への課題意識にも地域差が・ドライバー不足6割超の一方、2割が退職理由を「把握できていない」希望通りの育休取得約1割、若者の定着離れも加速。全国905名の声から読み解く物流現場のリアル・「収入が同等以上なら地元に戻りたい」地方出身ドライバー5割、“地元を離れて働く物流人材”への支援、東北では78%が「なし」人材定着や女性流出への課題意識にも地域差が・女性ドライバー採用に地域差くっきり。全国トップは四国、最少は東北。採用意欲はわずか4社に1社、約6割が「トイレ問題」に課題感。現場ニーズと企業施策に深刻なズレも明らかに■X Mile株式会社 会社概要会社名：X Mile株式会社（クロスマイル）代表者：代表取締役CEO 野呂 寛之所在地東京オフィス（本社）：東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア W7F大阪オフィス：大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第三ビル4F福岡オフィス：福岡県福岡市中央区大名1-8-6 HCCビル5F名古屋オフィス：愛知県名古屋市中区丸の内1-10-29 白川第8ビル 5F広島オフィス：広島県広島市南区京橋町1-7 アスティ広島京橋ビルディング1・2F札幌オフィス：北海道札幌市中央区南2条西8-3-1 大光ビル2F設立：2019年2月HPサイト：https://www.xmile.co.jp/■サービス概要（１）働き手不足を解決するHRプラットフォーム「クロスワーク」[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-5107dca96769d2d163bc416ca7cb8feb-960x540.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]クロスワークは、物流・運送・建設特化の人材採用システムです。登録者数は全国に70万人を超え、取引事業数は20,000社以上。上場企業含め、大手グループ様の導入実績があります。また、ドライバーや施工管理、整備士など職種に特化した人材紹介サービスも提供しており、即戦力人材の確保に役立つサービスを展開しております。&lt;クロスワーク公式SNS&gt;YouTube：https://www.youtube.com/@xwork_official_channelTikTok：https://www.tiktok.com/@xwork2024Intagram：https://www.instagram.com/xwork2024/X：https://x.com/xwork_job&lt;製品やサービスに関するお問い合わせ先&gt;TEL：03-6845-3624HP：https://www.xmile.co.jp/service/xwork/detail（２）労働生産性の低さを解決ノンデスク産業向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-cb6a8e3d233b672a9f5f3f1a2dedea75-960x540.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]運送業界に特化した業務改善・経営支援クラウドサービス。運送業にまつわる業務をまるっとデジタル化できる点が最大の特長です。&lt;ロジポケ公式SNSはこちら&gt;お役立ちコラム：https://logipoke.com/columnX：https://x.com/logipoke_xmileFacebook：https://www.facebook.com/logipoke&lt;製品やサービスに関するお問い合わせ先&gt;TEL：050-1780-3184HP：https://logipoke.com/■採用情報[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63503/143/63503-143-67755a922b33dae716c458dd709d652a-662x371.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]X Mileでは、巨大産業の変革に挑戦する仲間を積極採用中です。今回の調達資金を活用し、超巨大なノンデスク産業のDXを推し進めるため、コンパウンドスタートアップとしてマルチバーティカルな事業開発を支える人材採用・組織を強化いたします。当社は、ソフトウェアエンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーといった職種を中心としたプロダクト部門、法人営業や事業開発などのセールス部門、財務や人事といったコーポレート部門の3部門で構成されております。今後の採用活動を通じて、特にプロダクト、セールスの両部門の組織を拡大するほか、トップマネジメント人材を採用してまいります。▼会社採用情報採用ページトップ：https://www.xmile.co.jp/recruit会社紹介資料：https://speakerdeck.com/xmile/recruitエンジニア採用情報：https://recruit-xmile.notion.site/X-Mile-812097f723a74632ad23d86f7219d0e4▼採用応募はこちらからhttps://www.xmile.co.jp/recruit▼その他・問い合わせ先以下、問い合わせフォームよりご連絡ください。https://www.xmile.co.jp/inquiry企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000063503.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp