海外ITエンジニア活用、ＤＸ成功企業の“勝ちパターン”に　～DX進展企業の6割が「積極採用」、AIなど先端人材確保が推進力～

［ヒューマンリソシア調査］海外ITエンジニア活用に関する実態調査vol.5総合人材サービス会社のヒューマンリソシア株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：高橋 哲雄、以下「当社」）は、国内における深刻なIT人材不足の解決策として注目される海外IT人材活用の実態について、採用に携わっている500名のビジネスパーソンを対象にアンケート調査を実施し、DXの推進と海外ITエンジニア活用における関係性について分析した結果を発表します。DX成功企業がどのようにITエンジニア確保への解決策を見出しているのか、アンケート結果から「海外ITエンジニア活用」がその鍵として浮かびあがりました。【本件のポイント】●DX進展企業の約6割が、海外ITエンジニアを「積極採用」、9割が海外人材活用に「前向き」と回答●「AIなど先端分野のエンジニアが採用できること」をメリットとしてあげたのはDX進展企業の5割にのぼる●海外ITエンジニア活用により、DX推進を加速していることが伺える結果に本調査結果のレポートにつきまして「海外ITエンジニア活用に関する実態調査」の全編レポートは、こちらで提供しています。DXへの取り組みが進む中、IT人材不足は深刻化しており、当社の試算（※1）では、2040年には最大73.3万人のIT人材が不足すると予測しています。このような背景を受け、大企業の約9割が海外ITエンジニアの活用に「前向き」と回答するなど（※2）、海外ITエンジニア活用が人材確保の有効な選択肢となりつつあることが、これまでのアンケート結果から明らかとなっています。このたび、DXの進展状況をもとにアンケート結果を分析したところ（※3）、DX進展企業の6割が海外ITエンジニアを「積極採用」しており、約5割が「AIなどの先端分野の人材を採用できること」をメリット認識している実態が明らかとなりました。一方で、DX推進に取り組んでいるものの進展が一部にとどまる、もしくは進展していない企業においては、積極採用しているとの回答は1割程度にとどまっています。国内では、「労働人口減少」という社会課題を前に、海外人材の活用が広がることが予測されます。同時に、DXによる生産性向上への取り組みは、より重要度を増すと考えられます。アンケート結果から、国内のITエンジニア不足を補うだけでなく、海外ITエンジニアの技術力やグローバル視点を取り込むことが、企業のDX推進における最適解の一つであることが推察されます。■DX進展企業の6割が、海外ITエンジニアを「積極採用」IT人材を採用していると回答した人に、海外ITエンジニアの採用意向について尋ね、その回答をDXの取り組み状況別にみると、「DXが進展している」と回答した人のうち、「採用している」もしくは「検討している」との回答は、90.3％にのぼり、9割が海外ITエンジニア採用に「前向き」であることがわかります。またDXの推進が一部にとどまる、もしくは進展していないと回答した人においても、81.0％が「前向き」と、海外ITエンジニアの活用が、企業のIT人材確保における選択肢の一つと認識されていることがわかります。また「DXが進展している」企業では、59.1％が海外ITエンジニアを「積極採用」していると回答しており、「採用している」との回答は計82.8％に上りました。一方で、DXの進展が一部のみ、もしくは進展していない企業では、「積極採用」しているとの回答は、13.8%にとどまりました。このことから、DXの進展において、海外ITエンジニアの積極活用が、最適解の一つとであることが示唆されます。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5089/1889/5089-1889-687ea4c21fddce27ce9bdb6d28887671-1420x559.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]■DX進展企業ほど、国籍問わず、スキルや経験を重視「優秀な人材を採用するにあたって、国籍にとらわれずに採用していくべき」という考えに対して、DX進展企業では、39.0％が「非常にそう思う」、39.0％が「ややそう思う」と回答しており、計78.0％がスキルや経験重視の採用スタイルに賛同しています。一方で、DXの進展が一部にとどまっている、もしくは進展していない企業では、「非常にそう思う」が19.0％、「ややそう思う」が48.4％で、計67.4％が賛同しています。このことから、DXが進展している企業ほど、出身国を問わず、スキルや経験ベースでの採用を重視する傾向があることがわかります。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5089/1889/5089-1889-d1aa66f4210f44fbcc8bd78cd37b044a-1426x569.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]■DX進展企業の約5割が、「AIなど先端分野の人材確保」のメリットを実感続いて、海外ITエンジニアを採用したことがある人にメリットとして感じたことについて尋ね、その回答をDX進展企業と、それ以外（DXに取り組んでいない企業も含む）の企業で比較したところ、大きな差が見られました。DX進展企業の48.7％が、海外ITエンジニア採用のメリットとして、「AIなどの先端分野のエンジニアが採用できる」を選択しており、先端分野のエンジニアの採用施策として有効性を実感しています。また、DX進展企業における海外人材の評価は、その他の企業と比較して総じて高く、海外ITエンジニアの技術力やグローバル視点などを積極活用することで、DX推進に取り組んでいることが示唆されます。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5089/1889/5089-1889-9b37bec8aaad720fc32b3dce4315d29b-1447x946.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]※1）2024/11/29 当社発表プレスリリース 「～IT人材の2040年の人材需給ギャップを独自試算～ IT人材は2040年に最大73.3万人不足と推計」※2）2025/07/22 当社発表プレスリリース 「海外IT人材の採用、約6割の企業が「必要」と回答、大企業の約9割が採用に「前向き」と海外人材活用は現実的な選択肢に」※3）本調査結果では、DX推進状況について「不明」と回答した人を除き、集計しています。＜海外ITエンジニア活用における当社の取り組みについて＞当社では、海外ITエンジニアの採用・派遣に特化した「GIT（Global IT Talent）サービス」を展開し、企業のITエンジニア確保を支援しています。日本語教育や企業文化に関する研修、生活のサポートなどを実施し、海外出身のエンジニアが安心して就業できる体制を構築しています。当社は今後も、海外ITエンジニアの活用をはじめとする様々なサービス提供を通じて、企業のIT人材確保と事業成長に貢献してまいります。●サービスサイトURL： https://git.resocia.jp[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5089/1889/5089-1889-30b59778292de663496912c2a4a9d2bd-3900x2600.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]＜調査概要＞ 「海外ITエンジニア活用に関する実態調査」調査期間：2025年3月調査方法：インターネット調査（自主調査）調査対象：日本国内の企業で採用に携わるビジネスパーソン500名※小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計値は100％にならない場合があります。＜アンケート調査結果につきまして＞アンケート調査結果の全編は、以下のプレスリリースおよび調査結果レポートより、ご確認いただけます。- 海外ITエンジニア活用に関する実態調査 vol.1「『IT人材不足』 大企業の約8割が実感と回答、5年後の将来、IT人材不足が拡大との予測も約6割に」URL： https://corporate.resocia.jp/info/news/20250715_it_survey_vol.1- 海外ITエンジニア活用に関する実態調査 vol.2「海外IT人材の採用、約6割の企業が「必要」と回答、大企業の約9割が採用に「前向き」と海外人材活用は現実的な選択肢に」URL： https://corporate.resocia.jp/info/news/20250722_it_survey_vol.2- 海外ITエンジニア活用に関する実態調査 vol.3「海外ITエンジニア活用、AIなど先端分野の人材確保に期待以上の成果、一方日本語や価値観の違いによる壁も」URL： https://corporate.resocia.jp/info/news/20250729_it_survey_vol.3- 海外ITエンジニア活用に関する実態調査 vol.4「海外出身ITエンジニアの受入れ体制、9割の企業が必要性を認識するも、実施は3割にとどまる ～日本語教育や住居の支援など、企業によるサポートは限定的で現場での努力に依存する実情が明らかに～」URL： https://corporate.resocia.jp/info/news/20250805_it_survey_vol.4＜本調査結果のレポートにつきまして＞本アンケート結果の全編は、以下にて提供しています。●資料ダウンロードページ URL： https://corporate.resocia.jp/dl/it_surveyreport＜ヒューマンリソシアについて＞総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、業務受託、DXソリューション事業を全国27拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業をバックボーンに多彩なサービスを展開するグループの総合力を活かし、「人材」に関する幅広いサービスを提供しています。●ヒューマンリソシアWebサイト： https://resocia.jp＜ヒューマングループについて＞ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、IT、美容、スポーツと多岐にわたる事業を展開し、2025年4月に創業40周年を迎えました。1985年の創業以来「為世為人（いせいいじん）」を経営理念に掲げ、各事業の強みを生かし、連携しながらシナジーを最大限に発揮する独自のビジネスモデルにより、国内340拠点以上、海外6法人8拠点のネットワークでお客様に質の高いサービスを提供しています。●ヒューマンホールディングスWebサイト： https://www.athuman.com/会社概要ヒューマンリソシア株式会社●代表取締役：高橋 哲雄●所在地：東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1階●資本金：1億円●URL：https://resocia.jp企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001889.000005089.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp