韓国で開幕した東アジアE-1選手権。連覇を狙う日本代表は、8日に香港との初戦を戦う。

今大会はFIFAのインターナショナルマッチウィークではないため、招集されたのは全員がJリーグでプレーする選手たち。

そうしたなか、日本代表の森保一監督は、今大会を放送するU-NEXTの番組で元日本代表MF戸田和幸さんと対談。海外組と国内組との違いについてこう語っていた。

「トレーニングとミーティングの場ではみんな平等なんですけど、国内組と海外で分けていいのかちょっと分かりませんけど、ひょっとしたら性格の違いとかもあると思いますけど。

海外で生き残っていくために厳しい環境で揉まれている選手たちは、喋ります、聞きます、やっぱり。

練習とミーティングのほかに、例えば、食事の時に雑談よりも戦術の話とか、サッカーの話になりますね。それは違いを感じますね。

過去のE-1で私は監督として3度目になるんですけど、普段のフル代表の活動と、E-1は国内組の日本代表になるので、違いでいうと、コミュニケーションの量。だいぶ違うと思います。

普段喋っている練習のピッチ上でのやり取りとピッチ外でのやり取りはグラウンド上ですけど、食事の時もサッカーの話をする。

まず、食事の会場にいる時間が違います。(より)長いんです、海外組のほうが。

データで何分って出しているわけじゃないですけど、感覚的にはその違いはすごくありますね」

コミュニケーション力とその量にかなり違いがあると感じているという。

戸田さんは、こういう短期間の大会では自分から主体的にコミュニケーションをとる必要性があるという持論を口にしていたが、森保監督はそれに同意していた。

なお、森保監督にとって、E-1は2019年と2022年に続いて3大会目になる。

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