川崎フロンターレは8日、日本代表DF高井幸大がイングランド1部のトッテナム・ホットスパーへ完全移籍することが決定したと発表した。

高井は2004年9月4日生まれの20歳。

高校2年時の2022年2月に川崎とプロ契約を結ぶと、翌2023年にトップ昇格し、1年目からJ1で14試合に出場した。

2024シーズンからチームの主力となり、U-23日本代表として出場したパリ五輪でも活躍。9月には森保一監督のA代表に初招集され、これまで4キャップを刻んでいる。

192cmの長身に高い守備能力、さらには卓越した足もとの技術を備えるセンターバックで、「日本のファン・ダイク」とも評される高井。トッテナム移籍決定を受けてのコメントは以下の通り。

「川崎フロンターレに関わるすべての皆さん、こんにちは。この度、トッテナム・ホットスパーに移籍することにしました。

川崎フロンターレではサッカー選手としてだけではなく、人としても成長させてもらいました。ACLE決勝でのあの景色は忘れることはないですが、サウジアラビアで経験した以上のものを見るために今回決断しました。

そして、これからは自分の夢を叶えるために頑張ってきます。本当にありがとうございました!」

トッテナムもこの日、高井を完全移籍で獲得したことを発表。2030年までの5年契約になるとのことだ。

移籍金は500万ポンド(約10億円)と報じられている。

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