日本人もプレーするアメリカのMLS。

『ESPN』などによれば、6日に行われたシアトル・サウンダース対コロンバス・クルー戦でアクシデントが発生したという。

終了間際、シアトルGKシュテファン・フライの頭部が相手選手の膝に衝突。39歳の守護神は、その場に倒れ、ピッチ上に到着した救急車によって緊急搬送された。

シアトルのブライアン・シュメッツァー監督はこう話している。

「シュテファンは頭部と首の怪我の検査を受けている。かなり強い衝撃を受けた。

現在、検査の初期段階にある。負傷の程度について明確で確かな情報が得られ次第、詳細をお伝えする。

推測は控えたい。病院へ搬送されたが、状態は良好だ。救急車に搬送される際も意識はあった医療スタッフの丁寧な対応に感謝する。あのような対応は軽視してはならない」

また、シュメッツァー監督は、試合打ち切りを強く要請したコロンバスのウィルフリード・ナンシー監督に感謝していたそうで、「誰もが試合を中止すべきだったと分かっていた。だから、ウィルフリード、ありがとう」と感極まった様子でで語っていたそう。

ただ、試合は1-1で終了したとされており、打ち切りにはならなかった模様。

スイス生まれのフライは、10代の頃に家族とともにアメリカに移住し、カリフォルニア大学で頭角を現した。元スイス代表FWアレクサンダー・フライの従兄弟でもある。

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