英2部のリーズでリーグ優勝に大きく貢献し、プレミアリーグ昇格の原動力となった日本代表MF田中碧。

リーグの年間ベストイレブンにも選ばれるなど注目の存在になり、引き抜きも噂されている。

かつてアーセナルでプレーした元イングランド代表FWイアン・ライトも「(注目選手として)リーズの田中を推す。今季リーズで見せたプレーをプレミアリーグでやれば、彼はそこに長くはいられないだろう」と称賛したばかり。

また、『MOT Leeds News』によれば、ライトは田中についてこうも語ったそう。

「昇進を果たし、とても居心地がよく、評価もされている状況下で、彼を手放すことを許すとしたら少し驚くね。

誰にでも値段はあるものだが、彼は間違いなくチームに残したい選手だと思う。

問題はリーズのほとんどの選手と同じように、プレミアリーグで通用するかどうか。

最近昇格したチームの多くは、例えばイプスウィッチを見ても、リーグワン(3部)から一緒に昇格した選手が多く、チャンピオンシップ(2部)でプレーしていたものの、プレミアリーグのレベルには達していなかった。いい選手たちだが、プレミアリーグで通用するレベルには達していない。

これはリーズの監督とスカウトチームが直面する厳しい決断であり、現在、チームを細かく分析し、『何が必要か』を判断している最中だ。能力を発揮できるか?その判断に基づいて決断を下す」

イプスウィッチは3部→2部→プレミアリーグと立て続けに昇格を果たしたものの、プレミアリーグで19位に終わり、1年で2部に戻ることになった。

ライトはプレミアリーグで通用するかを見定める必要があるとしつつ、リーズは田中を手放すべきではないと考えているようだ。

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