伊東純也、中村敬斗、関根大輝が所属してきたフランスのスタッド・ランス。

クラブは来日ツアーを行うなど日本とのつながりを強めてきたが、フランス2部リーグへの降格が決まったことで、日本代表の主力である伊東と中村の去就が注目されることになった。

32歳の伊東は、古巣であるベルギー1部ヘンクへの移籍が決定。

25歳の中村は「健康面の問題」で日本ツアーに帯同しなかったとクラブは説明したが、移籍を志願したことでチームとの関係悪化が危惧されている。

中村は11日の2部開幕戦に続いて、16日の第2節も欠場しており、『Journal L'Union』は「中村はクラブと対立している」と伝えた。

スタッド・ランスのカレル・ヘラールツ監督は、中村の欠場について聞かれるとこう説明したという。

「敬斗の診断書を発行した医師に聞かなければいけない。クラブの医師ではない。

彼が診断書を持っていることと、ここにいないことだけはわかっている。それが私の状況だ。

クラブの立場は明確。我々は彼を頼りにしているし、優れた選手だ。彼が再びチームに合流できるまで、回復を待っている」

一方、スタッド・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長は、中村について「この件は行き詰まっており、(移籍市場が締め切られる)9月までは進展しないだろう」と述べている。

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