日本代表MF遠藤航と同じリヴァプールに所属していたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタは、28歳で事故機する悲劇に見舞われ、クラブは彼がつけていた背番号20を永久欠番にした。
そうしたなか、英5部のロッチデールは、1日、レジェンド選手だったジョー・トンプソンがつけていた背番号15を永久欠番にすると発表した。
今年4月に死去したトンプソンは36歳だった。
彼は名門マンチェスター・ユナイテッドで育成された選手で、2013年に悪性腫瘍であるホジキンリンパ腫と診断された。闘病の末に2014年に復帰、その後、再発するも9か月後に復帰を果たした。
2019年に29歳で引退していたが、「3度目の癌との闘病生活を送っていた彼は、妻や2人の子供たち家族に見守られながら、自宅で安らかに息を引き取った」。
2017年に癌は寛解したとされていたが、2024年に肺に転移したステージ4のリンパ腫として3度目の癌告知を受けていたそう。
そのトンプソンはロッチデールで通算200試合以上に出場。クラブは「ジョーが背負った番号を永久欠番にするのは、才能ある選手としてだけでなく、彼の人生に触れたすべての人々にポジティブな影響を与えた素晴らしい人として、その功績を称えるもの」としている。
なお、ロッチデールは、2016年に若くして癌で亡くなったファンを悼んで、背番号55も永久欠番にしている。