かつて小野伸二氏や宮市亮らがプレーしてきたオランダの名門フェイエノールト。

現在は日本代表FW上田綺世が所属しているが、ベルギーのヘントから日本代表DF渡辺剛も加わることになった。

28歳の渡辺は、日本人ディフェンダーとして最強レベルの空中戦の強さを誇る実力者。

ヘントでは年間MVPに選出されるなどベルギーでは地位を確立しており、今年6月には1年以上ぶりに日本代表にも呼び戻された。

『VI』によれば、渡辺はフェイエに移籍する前に上田から情報を仕入れていたそう。

「当然そうした。彼はクラブとチームについてや、チームの質やエールディビジ(オランダ1部リーグ)について教えてくれた。

(オランダは)フィジカルがそれほど強くないリーグだとは分かっているが、戦術的には非常に長けていて、才能ある選手や成長中の選手がたくさんいる。

コルトライクとヘントで素晴らしい時間を過ごしたベルギーリーグから、また一つステップアップできた。もちろん、フェイエノールトはレジェンドである小野伸二氏を通してずっと前から知っている。

フェイエノールトというクラブの名声はベルギーでも広く知られているが、ようやくこのクラブを真に体験することができた」

2人の日本代表を擁するフェイエノールトは、8月9日にNACとのエールディビジ開幕戦を戦う。

その前後にはトルコのフェネルバフチェとのUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦も行われる。

編集部おすすめ