
昨夏、プレミアリーグのサウサンプトンに移籍した日本代表DF菅原由勢。
チームは2部降格となったなか、24歳の右サイドバックは、PIVOTのYouTubeチャンネルで様々な話題について語った。
世界最高峰のプレミアリーグは、すべての局面で最適解なプレーが求められ、かつフィジカル的にも120%でやらないと歯が立たない舞台だったとのこと。
リヴァプール戦では対峙したコロンビア代表ルイス・ディアスを抑えたが、そのことについてはこう説明していた。
「ここだから言えますけど、相手選手の目を見れば本気でやってるかやってないかは大体分かるんですよ。
ルイス・ディアスとやった時は(リヴァプールが)アウェイのPSG戦に勝った後が僕らの試合だったんです。もう疲れ切ってたんですよ。
見てわかるんですよ、このキレは準備して想定していたリヴァプールのキレじゃないって、前半が始まって5~6分でわかったし。
リヴァプールの選手たちのテンションもPSG戦に向けてやってるんだろうなってのはすごい感じたから。手抜きじゃないですけど、50~60%でやってたんじゃないかなと」
そして、一番圧倒されたウィンガーについてはこう回答。
「意外にボーンマスのセメンヨってわかりますか?あの選手はものすごいですよ。
フィジカル、技術、勝負強さというかタフさ。すごいと思います、あれはビッグ6に行くだけの選手だと思いました」
25歳のガーナ代表FWアントワーヌ・セメンヨが一番嫌な相手だったようだ。
そして、菅原はAZ時代に指導を受けたアルネ・スロット監督についても言及。
菅原によれば、スロット監督は指導がかなり細かく、規律面に厳しいが、カリスマ性にもあふれているとか。
「朝食時間に遅れたら、罰走させられたりとか。僕は1回もないですけどね、ちゃんとオンタイムでやってたんです。(遅刻した選手は)ダッシュをすごいさせられてました」とも明かしていた。
また、イングランドの地で再会した際には英語が上達したと驚かれたそう。