かつてフランス代表の絶対的10番として活躍したジネディーヌ・ジダン。
大柄ながら類まれなるテクニックを持つスター選手として一世を風靡し、フランス代表では1998年W杯の優勝に貢献するなど歴代7位となる通算108試合に出場したレジェンドだ。
そのジダンの息子たちもサッカー選手としてプレーしている。
次男である27歳のルカ・ジダンは、GKとしてスペイン2部グラナダに所属。
そうしたなか、アルジェリアサッカー連盟は、19日にルカ・ジダンの国籍変更を発表した。FIFAがルカに対してアルジェリア代表としての出場許可を正式に付与したとのこと。
ルカはU-20まではフランス代表としてプレーしていたが、いまだフル代表経験はない。
父ジネディーヌはフランスのマルセイユ生まれだが、彼の両親はアルジェリアからの移民。ルカもマルセイユ生まれだが、アルジェリア移民の三世にあたる。
アルジェリア代表は、2026年W杯アフリカ予選グループGで首位に立っており、10月に行われる予選のうち1試合に勝てば本大会行きが確定する。
『Le Parisien』は、ルカが10月にアルジェリア代表に初招集されうるとしている。
なお、ベティスBチームに所属する19歳の大型DFエリアス・ジダンは、このほどフランスU-20代表に選出された。