伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属するスタッド・ランス。
今季のフランス1部リーグで16位に沈むと、2部3位メスとの入れ替れプレーオフに敗れて、降格が決まってしまった。
スタッド・ランスはYASUDAグループがメインスポンサーになり、来日ツアーを行うなど日本との関係を強めてきたが、降格を受けて伊東と中村の退団は必至とされている。
ただ、今季6位だったリヨンが財政問題により、2部降格を宣告された。それが確定した場合、スタッド・ランスは1部に残留できる。
そうしたなか、『Footmercato』は「ランスは伊東と中村の去就をすでに決定済み」と伝えていた。
「スタッド・ランスは、新戦力含む22名の選手が参加するトップチームのプレシーズンを開始した。代表選手たちは7月7日まで戻って来ない。
ランスは、リーグアン残留の可能性もあるリヨンの降格処分に関する訴訟の結果を待つ間、7月23日から8月3日までに日本遠征中の3試合を含むプレシーズンマッチ6試合を予定している。
移籍市場では、2人の日本人ストライカーに注目が集まっている。
本日の地方紙『L'Union』によると、2026年まで契約を結んでいる伊東純也については、フリー移籍を回避するため、今夏移籍の可能性があるとのこと。クラブはオファーを前向きに検討するという。
一方、ランスはリーグドゥへ降格した場合、昇格を目指す上で重要な選手と目される中村については残留を望んでいる」
伊東については今夏の売却を検討しており、中村は残留させたい意向だとか。22歳の関根については言及されていない。
スタッド・ランスは今夏の来日ツアーを行い、7月末から8月にかけてJリーグチームとの試合も行う。