日本代表MF遠藤航が所属する世界的強豪リヴァプール。

プレミアリーグ2連覇を目指すチームは、25日に行われた第2節ニューカッスル戦で3-2の劇的勝利を飾った。

終盤の後半43分に同点に追いつかれるも、後半アディショナルタイム10分に弱冠16歳のFWリオ・ングモハが値千金の決勝ゴールを奪っている。

この試合では前半アディショナルタイムにニューカッスルFWアンソニー・ゴードンがリヴァプールDFフィルヒル・ファンダイクに対する危険なタックルで一発退場になった。

足裏を見せた後方からのタックルに対して主審は、当初イエローカードを提示したが、VARを経てレッドカードに変更された。

ゴードンに削られたファンダイクのふくらはぎには、スパイクの跡がみみずばれのような状態で刻まれており、『BBC』も「ショッキングなチャレンジ。背後から醜いタックル」と伝えていた。

試合後、ファンダイクは、ゴードンのタックルについてこう語っていたそう。

「彼にはこう伝えた。『もしこれが退場にならないなら、もうサッカーは理解できない』と。

個人的には審判がモニターで確認する必要があったのはおかしなことだった。

彼が意図的だろうと、そうでなかろうと、残念なことに、サッカーではこういうことが起きる」

そもそも主審は最初の段階で退場にすべきだったと感じているようだ。

一方、ゴードンはSNS上に謝罪メッセージを投稿。チームメイト、ファン、そして、ファンダイクに謝罪したいとしつつ、「あんなタックルを意図的にしようとしたことは一度もない。

話し合って、彼(ファンダイク)も分かってくれた」とつづっていた。

なお、遠藤は後半アディショナルタイム12分から途中出場。

リヴァプールは、31日に、昨季2位だったアーセナルとのビッグゲームを戦う。

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