出場機会激減のメイヌー Photo/Getty Images
システムにハマらないメイヌー
マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第2節でフラムと対戦したが、1-1のドローに終わった。ブルーノ・フェルナンデスはPKを外し、OGで先制したものの、エミール・スミス・ロウに同点弾を許してしまった。
期待はずれの結果に終わってしまったが、ファンは戦いぶり以外にも許せない点があるようだ。生え抜きMFコビー・メイヌーの処遇だ。
この日、マンUは中盤にカゼミロとブルーノ・フェルナンデスを先発させ、69分にメイソン・マウントに代えてマヌエル・ウガルテを投入した。メイヌーはベンチ入りしたものの出番がなく、今季のプレミアリーグではまだ出番を与えられていない。
英『THE Sun』は、アカデミーの希望の星であったメイヌーの処遇にファンが怒りをあらわにしていると報じ、SNSのポストをいくつか紹介している。
「コビー・メイヌーがユナイテッドの4番手のミッドフィールダーであるかのように扱われているなんて、衝撃的だ」
「アモリムを解任すればいい。彼は1年間実力を発揮できる機会があったのに、何も成し遂げられなかった。進歩も改善も、明確な計画もない。彼を留任させる正当な理由などまったくない」
「アモリム監督はメイヌー以外の全員をセンターミッドフィールドで起用しようと決意しているようだ。興味深い状況になりつつある」
「アモリムが4-3-3でプレイできず、メイヌーをサイドに起用できないという事実は、彼を解任するのに十分だ」
「アマドをダロトに代え、マウントをメイヌーの前にピボットで起用し、ひどいプレイが続くウガルテを毎試合起用し、メイヌーとザークツィーを置いて勝利が必要な場面で2人のディフェンダーを投入するような監督を、私は擁護できない」
アモリム監督の起用に納得いかないファンは多いようだ。アモリムの[3-4-2-1]システムのなかで、やや攻撃的なセントラルMFであるメイヌーは居場所を失っているように見える。昨季はシャドーの位置で起用したこともあったが、マテウス・クーニャとブライアン・エンベウモがいる現在ではそれもあまり考えられない。
一時は低迷するマンUの救世主とも考えられたメイヌーだが、今季もあまり将来が明るくないようだ。