日本代表MF遠藤航のチームメイトである28歳現役スター選手の死に、悲しみが広がっている。

3日にスペインのサモラ地区で発生した交通事故により、リヴァプール所属のポルトガル代表FWディオゴ・ジョタとその弟アンドレ・シウヴァが死去した。

突然の悲報に、代表の同僚であるクリスティアーノ・ロナウドやリヴァプール前監督ユルゲン・クロップ氏など世界中から追悼の声が寄せられている。

日本のJリーグも4日に「ディオゴ・ジョッタ選手の訃報に接して」として声明を発表した(※選手名も含めて原文ママ)。

「ディオゴ・ジョッタ選手の突然かつ痛ましいご逝去の報に接し、心より哀悼の意を表します。

ジョッタ選手の素晴らしいご活躍は、多くのサッカーファンを魅了してきました。

Jリーグとしても、近日予定されている試合においてジョッタ選手を日本へお迎えできることを心待ちにしておりましただけに、今回の訃報は大きな悲しみとなっております。

リヴァプールFCの選手・コーチングスタッフ・運営関係者の方々、そして何よりご遺族・ご友人の皆さまに、Jリーグ、Jクラブ、サッカーファミリーより、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます」

世界的な選手とはいえ、いち選手の訃報にJリーグが声明を出すのは異例のことかもしれないがそれには理由があった。

ジョタが所属するリヴァプールは今夏20年ぶりに来日することが決定しており、30日に「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団」で横浜F・マリノスと対戦する。

ジョタもメンバー入りすることが見込まれており、それでJリーグも声明を出したというわけだ。

ただそれは残念ながら叶わぬものとなってしまった。

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