日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、世界最古のカップ戦といわれるFAカップで決勝戦に勝ち進んだ。

26日にウェンブリー・スタジアムで行われたアストン・ヴィラとの準決勝に3-0で勝利。

鎌田もフル出場で貢献を果たした。

今季加入した鎌田は、新天地での適応に苦しんできたが、『Guardian』はこう伝えている。

「鎌田はパレスにとってまさにうってつけの存在。

鎌田はパレスで最高給の選手だが、つい最近までは、昨夏のクラブの移籍方針に対する痛烈な批判の対象のようになっていた。

オリヴァー・グラスナー監督は移籍期限最終日に4選手が加入したことに明らかに不満を抱いていたが、問題は人員というよりもタイミングだったのかもしれない。

フランクフルトでグラスナー監督の下で輝かしい活躍を見せた鎌田は、プレミアリーグのスピードに苦しみ、真の失望を招いた。

だがウェンブリーでの準決勝ではサプライズで先発起用され、ボールを動かし続けるだけでなく、プレーを崩すという並外れた試合を見せた。

今後数シーズン、非常に貴重な選手になる可能性を秘めている」

準決勝では今後の活躍を予感させる素晴らしいプレーを見せていたと称賛している。

パレスのFAカップ初優勝がかかるマンチェスター・シティとの決勝戦は、5月17日にウェンブリーで行われる。

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