日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、26日にウェンブリー・スタジアムで行われたアストン・ヴィラとのFAカップ準決勝に3-0で勝利した。
パレスが世界最古のカップ戦とされるFAカップで決勝戦に進むのは、1990年、2016年に続き3度目だが、まだ優勝したことはない。
鎌田はヴィラ戦にフル出場して、ファイナル進出に貢献。
『Football London』は、「中盤で多くのこぼれ球やルーズボールを拾った。エネルギッシュな守備で、ピッチの重要なエリアでチームを支えた。チームのリズムを刻み続け、後半35分には、見事なクロスを供給するなど創造性豊かなプレーを見せた」として8点の高評価を与えていた。
クリスタル・パレスのスティーブ・パリッシュ会長は「素晴らしい。彼らは本当に素晴らしかった。監督と選手たちの功績は称賛に値する。彼らにとってこの勝利がどれほど意味のあることか、お分かりいただけるだろう。今日はまさにファンにとっての祝福の日だった。ファンと一緒に地下鉄でここまで来た。素晴らしい経験だったよ。車でここまで来るのに2時間もかかるからね!」とコメント(クリスタル・パレスはサウスロンドンが本拠地で、ウェンブリーまでは30キロの距離)。
一方、ヴィラのウナイ・エメリ監督は「サポーターに申し訳ない、彼らはモチベーションが高かったからね。今日は負けてしまったが、サポーターには感謝する。クリスタル・パレス、おめでとう」と話していた。