58歳ながら現役としてプレーしている元日本代表FW三浦知良。

サッカーの王国ブラジルでプロになり、名門サントスでもプレーした経歴はまさのレジェンドだ。

そのキングカズは1993年に三浦りさ子さんと結婚。23歳の次男、三浦孝太は現在、格闘家として活動している。

その三浦孝太が日本テレビ系列の『踊る!さんま御殿』に出演。15歳当時の写真がスタジオに映ると出演者がドン引きしていたほど荒れていた少年時代についてぶっちゃけていた。

「サッカーもやってたんですけど、カズの息子ということで、相手から言われたりしてそういうのを試合中に発散させてきたので(笑)格闘家に(なった)。

イライラしてトラブルがあったりして。プレッシャーがあって自分は自分のやり方で証明したいなと。

お母さんが学校のトラブルとか、菓子折り持っていくとか。ちょっと言えないようなこともいまは感謝しかないです。

悪くなったのが(年齢的に)早かったというか、小学校くらいからそういうのをしていたんで。中学校の途中からお母さんが学校に呼び出されて涙しているのを見て、変わろうと思って。

(高校生で反抗期は終わっていた?)そうですね、親にも恩を返そうっていうか、今までのぶん幸せにしないとな。

親に感謝しかないんですけど、小学生くらいの時に、これ以上悪さをしたら、ブラジルに行かすぞとお父さんに言われて。

それで実際にブラジルにひとりで2週間くらい行かされて。向こうにお父さんがお世話になった人はいたんですけど、その人がなんでか分からないけど、ブラジルの恐い村に連れて行ったりとか。

現地の人がケンカしたりしてて日本に帰ってきて(悪さは)もうやめようかなと(笑)そういうののおかげで、悪い方に行きすぎずに留まれた。

小さいころは『ふざけんなよ』って思ってましたけど、今は感謝しかないです。

ファヴェーラ(スラム街)に行った時に、見ちゃいけないものをたくさん見てその経験は普通じゃできないのでありがたい。テレビじゃ言えないのが多いです(笑)

(日本では)塾も行ってたんですけど、全部退学みたいになってなんか悪さをしたくなっちゃうというか。

みんな早く帰りたいので勉強するんですけど、俺は帰らなくていいから、お菓子食べたりとかして(笑)なんか歯向かいたいみたいな、大人が嫌がることをしたかったみたいな。

それで自分が住んでた地域の塾は全部行けなくなっちゃって(笑)(泣かせた母には)ありがとうって言いたいですね、本当に」

ブラジルでは壮絶な体験をしたというが、自伝を出せばいいのでは?と聞かれると、「俺、字を書けないんですよ、あんまり(笑)」とジョークも飛ばしていた。

なんでも、幼少期の家族旅行では超ストイックな父に朝6時前から10キロ走ることを求められたり、風呂や温泉では、肩が湯から出ているとブチキレられ、『お前は覚悟が決まってないなら、車で待ってろ』とスパルタ的教育も受けていたそう。

それを聞いた明石家さんまさんは「お前がグレるの、分かる(笑)」と同情していた。

ただ、いまでは父の風呂道を継承しているそうで、「友達からはめっちゃ嫌がられますね。

風呂入るなら、覚悟決めていくぞと」とも明かしていた。

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