マンチェスター・ユナイテッドでプレーしているスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが、投資詐欺の被害者になっていた可能性があるようだ。

『The SUN』によれば、マクトミネイが100万ポンド(およそ1.9億円)を投資したとされるのが「フォートレス・キャピタル・パートーナーズ」という会社。

フォートレス・キャピタル・パートーナーズはマクトミネイの彼女であるキャメロン・レディングとその父親アシュリー・レディングらが経営していたとのこと。

主に不動産の投資を行っていた会社で、イギリスやドバイ、スペイン、ポルトガルなどで高級な物件を取り扱っていたという。

有名人や投資家から多額の資金を集めていたが、昨年9月に1800万ポンド(およそ34.1億円)の負債を抱えて倒産している。それによって230人が資金を失ったとされる。

そしてマクトミネイはフォートレス・キャピタル・パートーナーズに100万ポンドを投じていたとのこと。

レポートによれば、イングランドの経済犯罪捜査チームが2023年11月10日に行なわれた告発を受け、フォートレス・キャピタル・パートーナーズを詐欺容疑で捜査している状況にあるという。

なお、経営破綻後に投資家には資金の10分の1のみ返済されるという約束がなされており、マクトミネイには10万ポンドが返却される予定であるとか。

また、マクトミネイは本人が被害者であるにもかかわらず、彼女のキャメロン・レディングがカップルでの贅沢なライフスタイルをSNSに投稿するため、損をした投資家からは「傷口に塩を塗ってくる」と批判の対象となっているという。