マンチェスター・ユナイテッドに所属する元フランス代表ラファエル・ヴァランは、今夏チームを去る可能性が高いと見られているようだ。26日付けでイギリスメディア『ミラー』が報じている。


 今回の報道によると、今年6月でマンチェスター・ユナイテッドとの契約を満了するヴァランに対して、同クラブの幹部は契約延長の意向を持っていないとのこと。そのため、今夏フリーでの退団が予想されている。

 2021年7月にレアル・マドリードから完全移籍で“赤い悪魔”の一員となった同選手だが、負傷の影響もありコンスタントな活躍は見せられておらず、現在チームも優勝争いから遠ざかっている。またマンチェスター・ユナイテッドでは最高額の給与を受け取っていることも要因と見られており、経営陣は来シーズンに向けて給与面を見直し、潜在的な補強のための資金確保に重点を置いているようだ。

 同クラブのレジェンドでもある元イングランド代表DFギャリー・ネヴィル氏の「もしユナイテッドが契約を更新しようとしているのなら心配だ」というSNS上での発言も話題となっているが、ヴァランの去就に注目が集まる。