日本から浦和レッズも出場したFIFAクラブワールドカップ。賞金総額1500億円の世界的トーナメントは佳境を迎えつつある。
グループステージで浦和を2-1で下したインテルは、6月30日にフルミネンセとの決勝トーナメント1回戦を戦ったが、0-2で敗れて敗退が決まった。
かつて長友佑都もプレーしたインテルはイタリアが誇る強豪で、この日はボール保持率で68%を記録したものの、格下と見られた相手に痛恨敗戦となった。
『Sky』によれば、インテルのキャプテンであるFWアルゼンチン代表ラウタロ・マルティネスは、敗退後にこう言い放っていたそう。
「本当に申し訳ない。絶対に負けたくない。ただ、ここに残りたいと思わなければならない。俺たちは明確な目標のために戦っている。残りたい者は残って、そうでない者は去って構わない。
気に食わないものを目にした。俺たちは重要なチームであり、勝つために戦いたい。誰のことを言っているのか?すべてだ。一人では何もできない。
今はファンに謝罪する。俺たちは全力を尽くしてここまで来た。いまは休むことを考えよう。疲れるシーズンだった。体力を回復させ、情熱を持って再びスタートしなければいけない」
気に食わない態度を見せたチームメイトがいたようだ。
クリスティアン・キヴ監督は「ラウタロの激怒?彼は非常に闘志あふれる選手だし、こんなことが起こってしまった。火に油を注ぐようなことはしないでおこう。もっと何かしなければならないことがあったとしても、我々はできる限りのことをした。物事をポジティブに捉える必要がある」と語っていた。
インテルはこれで長かったシーズンがようやく終了。来シーズンのセリエAは8月23日に開幕する。