昨季、欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグで悲願の初優勝を遂げたPSG。
フランスが誇る世界的強豪は、ルイス・エンリケ監督のもとで圧巻のパフォーマンスを見せた。
そのPSGの一員である26歳のモロッコ代表DFアシュラフ・ハキミには女性に対する性的暴行の嫌疑がかけられている。
2023年2月にパリの自宅で、SNSで知り合った24歳の女性に対して行為に及んだという疑惑だが、ハキミは一貫して容疑を否認。
彼は女性が金銭目的で陰謀をでっち上げたと主張しており、今年1月には「成功して物事が順調に進んでいる時は、特定の人々にとって格好の標的になってしまうというのが真実。周りの多くの人を信用してはいけないということを学んだ」と語っている。また、PSGも一貫して彼を支持してきた。
『Le Parisien』によれば、検察は8月1日に署名された訴状において、ハキミを性的暴行罪で起訴するように刑事裁判所に求めたという。
もし、性的暴行罪で起訴された場合には最長15年の懲役刑に処される可能性があるが、起訴するか否かは担当判事の判断に委ねられるとのこと。
PSGは13日に高井幸大が所属するトッテナムとのUEFAスーパーカップ、17日にはナントとのリーグアン開幕戦を控えている。