コロンビアで女性審判が選手に平手打ちされる事件があり、その映像がインターネットで大きな話題になったようだ。

『Daily Mail』によれば、その事件はコロンビア3部リーグのレアル・アリアンサ・カタケーラ対デポルティーボ・キケの試合中に発生したという。

主審を務めていた女性審判のバネッサ・セバージョスは、66分にスポーツマンシップ違反でレアル・アリアンサ・カタケーラのハビエル・ボリバルにレッドカードを提示した。

すると激昂したボリバルが彼女に詰め寄り、右手で顔を平手打ちしたのだ。それを見た周りの選手たちがボリバルをすぐに彼女から引き剥がしたが、この場面が映像に捉えられていたため大きな話題になってしまった。

ボリバルは「口に咥えていた笛を取ろうとしただけ」と説明して謝罪したものの、これによって長期の出場停止処分を受ける可能性が高いという。

すでにレアル・アリアンサ・カタケーラはボリバルをチームから追放しており、すでに選手としての登録も抹消されているとのこと。

バネッサ・セバージョスは4年前にコロンビアの女性審判として初めて男子プロリーグをジャッジしたことで知られ、FIFAの国際主審も務めているなど高い評価を受けているレフェリーだ。

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