昨シーズン限りでアイントラハト・フランクフルトを退団し、イタリア・セリエAのラツィオへと移籍することになった鎌田大地。
ただマウリツィオ・サッリ監督の下で戦術に馴染むことができず、マッテオ・グエンドゥージやルイス・アルベルトなどライバルの後塵を拝する状況となっている。
鎌田大地の契約は今季限りとなっているために夏の移籍が確実視されており、特にドイツ・ブンデスリーガのクラブが獲得に乗り出していると言われている。
しかしながら、補強に対する不満を公に述べたサッリ監督とラツィオの経営陣の間で確執が深まっているという報道もあり、指揮官の交代もあり得るとも。
さらに、鎌田大地の契約には「選手側が判断して契約を延長できるオプション」がついているとも伝えられており、その場合は給与額が現在の2倍に引き上げられるというレポートもある。
それらの真偽は定かではないが、今回『Tuttomercatoweb』はセリエAの各クラブで支払われている選手への給与を調査した結果を発表。ラツィオについては以下の通りとなっている。
ラツィオの選手総給与額:4399万ユーロ(およそ71億円)
今季はインモービレとルイス・アルベルトがそれほど調子が上がらず、鎌田大地もフィットせず、ロマニョーリもお金ほどの活躍をしていないラツィオ。
ここまで26試合を戦って12勝4分10敗という成績で8位に沈んでいる現状は、この給与額の高いスター選手たちが思ったほど働けていないところにあるのかもしれない。