20歳にして日本代表に招集されている川崎フロンターレDF高井幸大。身長192cmという長身ながら、足元の技術にも優れた大器だ。
11日に国立競技場で行われたJ1第16節の鹿島アントラーズ戦に1-2で敗れた後、高井と同僚の家長昭博が何やら言い争うになるシーンがあった。
38歳のベテラン家長は、日本代表経験もある重鎮。その家長は、フジテレビ系列の『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』で、小野伸二さんと対談するとこう明かしていた。
「(自分は)ポーカーフェイスで隠してるだけど、喜怒哀楽は激しくて。すごく子供っぽいと思います。試合後のロッカーで僕がケンカするのはこのチームでは多いと思うし。
この前は高井と鹿島との国立の時に言い合いになって、高井にもっと中盤とか前線の選手にくさびのボールを当てろ、細かいところにボールを刺せって話を試合中に結構言ってたら、試合終わったら、高井に怒られて、俺も言い返して、2人でケンカしてたんですけど。
でも、言われたときに(高井の)言っていることは合っていたので、まあまあそんなものかと思いながら(笑)
サッカーのこうしてほしい、ああしてほしいという話だったけど、基本的にそういうスタンスじゃないといけないんじゃないかという話に。(パスを)入れられないとか、状況がこうだとかじゃなくてって話で。
でも、サッカーでこうやって、ケンカしたり、イチャイチャしていきたい、若いやつらと」
パス出しをめぐる意見の相違があり、口論になったようだ。ただ、最終的には前線にパスを出すという意識を常に持つという考えでは一致した模様。
一方、高井は、家長について「ピッチ上では要求し合いますけど、ピッチ外は僕からも話しかけますし、あっちからも声をかけてきて結構お茶目です」と語っていた。