J1新潟は28日、マリンガFC(ブラジル)からFWマテウスモラエスを獲得したと発表した。メディカルチェック終了後に正式契約を結ぶ。
25歳のモラエスは左利きのアタッカーで、クラブによると右サイドを主戦場としている。クラブは「基本技術のレベルが高く、推進力を活かした攻撃が持ち味。創造性豊かなプレーでチャンスを生み出し、自らゴールを奪うこともできる」と期待を寄せた。右膝の負傷で全治8~10か月の診断を受けたダニーロゴメスの穴を埋める活躍が期待される。
モラエスはクラブを通じて「勝ちたいという強い気持ちとともにチームに加わりました。そして、進化し続けながら、ピッチで全力を尽くします。多くの喜びと成長を分かち合える旅になりますように。一緒に頑張りましょう!」とコメントした。
J1最下位の20位に沈むチームは、13日にMF植村洋斗(←磐田)の加入が発表されて以降、15日間で7人目の補強となった。公式戦6連敗の苦境を脱し、降格阻止へ向けて戦力の拡充を図っている。
◆新潟の今夏補強 MF植村洋斗(←磐田)、島村拓弥(←柏)、DF舩木翔(←C大阪)、MF白井永地(←柏)、MF小原基樹(←広島)、FWアブデルラフマン・ブーダ・サイディ(←ハンマルビー)、マテウスモラエス(←マリンガFC)