小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人トリオが所属するオランダ1部NECナイメーヘン。
16日に行われたヘラクレス・アルメロとの第2節に4-1で勝利し、開幕2連勝を飾った。
5-0で圧勝した9日の開幕戦では小川は2ゴールを決めたが、ヘラクレス戦では小川に代わって途中出場した塩貝が2ゴールを決める活躍。
塩貝は後半38分にカウンターから相手GKの弾いたボールを押し込んでチーム3点目のゴールを決めると、その4分後にも味方のクロスを蹴り込み追加点を奪った。
20歳の塩貝は、昨夏に慶應義塾大学からオランダに移籍した快速ストライカー。1年目の昨季は、公式戦5ゴールを記録してブレイクを果たした。
今季開幕戦は体調不良で欠場を余儀なくされていたが、今季初出場で2ゴールを叩き出した。
『De Telegraaf』は「ヘラクレスGKは、数々の素晴らしいセーブで試合の大半で失点を阻止していた。しかし、彼でさえ塩貝の2ゴールを防ぐことはできなかった」とその活躍を讃えている。
2010年以来となる開幕2連勝を飾ったNECは、暫定ながら首位に浮上。「素晴らしいシーズンスタート!2試合で勝点6。得点9、失点1。NECは好調を維持」と現地も評価している。