
日本代表DF伊藤洋輝が所属するドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは、5日に行われたPSGとの準々決勝に0-2で敗れて敗退が決まった(負傷離脱中の伊藤は欠場)。
この試合では、バイエルンのドイツ代表ジャマール・ムシアラがショッキングなアクシデントに見舞われた。
飛び出してきた相手GKジャンルイージ・ドンナルンマに巻き込まれた左足首があらぬ方向に折れ曲がってしまったのだ。その様子を見たドンナルンマも思わず涙を浮かべていた。
22歳のムシアラは筋損傷から3カ月ぶりに先発復帰したばかりだったが、『Bild』によれば、腓骨骨折と靭帯損傷で4~5か月離脱する可能性があるという。
バイエルン守護神マヌエル・ノイアーは、「あのような形で飛び込むのはかなりリスクが高い。相手を負傷させるリスクを負うだけだ」とドンナルンマのプレーに苦言を呈した。
ただ、『AS』によれば、世界的守護神のひとりであるレアル・マドリーGKティボー・クルトワは、こう述べていたそう。
「ムシアラの怪我をドンナルンマのせいにするのはやり過ぎだ。
GKはボールに飛び込むし、FWも邪魔をされても遠慮しない。運が悪かっただけ。
彼(ノイアー?)はチームメイトだからもっと痛手になるだろうが、ドンナルンマのせいではない」
GKとしてやむを得ないプレーだと擁護していた。
なお、ドンナルンマは、ムシアラの回復を祈っているとSNS上に綴っている。