ブンデスリーガを制覇したバイエルン・ミュンヘンのFWハリー・ケインが古巣にエールを贈った。10日、イギリス『The Sun』が伝えた。

昨季にプレミアリーグのトッテナムからバイエルンに移籍し、ここまで公式戦90試合で81得点を記録。今季もバイエルンの攻撃をけん引し、ブンデスリーガ優勝に導いた。

ケインは今季リーグ16位と苦しむ古巣トッテナムに対して「彼らが厳しいシーズンを送ってきたのは明らかで、それを隠すことはできない」とコメントしつつ、同クラブが22日にマンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)との決勝を戦うUEFAヨーロッパリーグのタイトル獲得を応援した。

「ヨーロッパリーグ決勝に進出することは素晴らしい功績だ。彼らがこれまで倒してきたチームに勝つのは簡単なことではないから、彼らには全幅の信頼を寄せている。私は彼らが勝てることを期待しながら見守るよ」

トッテナムでは通算435試合に出場し、280ゴールを奪うもタイトルは獲得できず。ケインは「多くのスパーズファンにとって良い月になるかもしれない。多くのファンが私に連絡をくれて、私がタイトルを獲得するのを見て喜んでくれていることを知っているからね。もちろん、スパーズが優勝するのを見たら、私たち全員がうれしいと思うよ」と古巣のEL制覇を心待ちにしている。

なお、ケインは自身初タイトルについて「長い間待ち望んでいた。初めての優勝は言うまでもなく大きな喜びだし、クラブにとっても大きな意味を持つので、できるだけ楽しみたい。本当に素晴らしい気分だ。

肩に重荷がのしかかっていたから、それが軽くなって、いまは楽しめるようになってうれしい」と喜びを口にした。

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