21歳の浜野まいかが所属するチェルシー女子チームが、国内3冠を達成した。
3月には長谷川唯らを擁するマンチェスター・シティを下してリーグカップで優勝。
そして、18日にウェンブリー・スタジアムで行われた女子FAカップ決勝では、宮澤ひなた擁するマンチェスター・ユナイテッドを3-0で粉砕して、トレブルを成し遂げた。
74,412人の観客が詰めかけた一戦で浜野に出番はなかったが、チェルシーはボール保持率60%、シュート12本と相手を圧倒。
『BBC』で解説した元イングランド女子代表GKレイチェル・ブラウン=フィニスは、こう語っていた。
「ユナイテッドの選手たちはプレーするのがつらい。(試合終了の)笛が鳴るのをただ願っているだけだから。0-3で負けていて、試合は決まっているのに、最後の数分は永遠に続くように感じられる。
チェルシーのように勝っている時は真逆。彼女たちはエネルギーに満ちている。後半が進むにつれて、チェルシーはギアを上げ、ユナイテッドは歯向かうことができなかった」
女子CLでは準決勝敗退となったチェルシーだが、国内では圧倒的強さを見せつけて、今季を締めくくっている。