大学生のサッカー選手が不慮の事故で亡くなり、追悼の大会が開かれた。

亡くなったのは、アメリカにあるカリフォルニア・マーセド大学のサッカー部に所属したイサイアス・ルイスさん。

アメリカメディア『KNSO』によると、事故はカリフォルニア州の州間高速道路5号線で発生。ルイスさんが運転する自動車は何らかの原因で制御を失い、大型トラックの走行車線に入り込んだことでトラックと衝突した。

将来プロサッカー選手になることを期待されていたというルイスさん。その突然の死に、彼の友人や遺族、地域社会は衝撃と深い悲しみを受けたという。

ルイスさんを追悼するサッカー大会は、名づけ親であるマルタ・レティシア・ゴンザレスさんが中心となり企画された。

彼女の呼びかけにより、地元の計12チームが集まって、見事に若きサッカー選手をしのぶ大会を実現させた。大会で得た収益はすべてルイスさんの家族に寄付されるという。

大会に参加した友人のカルロス・ミランダさんは「この大会を観て、彼も天国で喜んでいるはず」とコメント。

同メディアは、「彼が生前、地域の子供たちにサッカーを教えていたエピソードも紹介され、彼の温かい人柄が多くの人の記憶に刻まれていることがうかがえた」と、ルイスさんの生前のエピソードとともに大会の様子を伝えた。

編集部おすすめ