この夏の移籍マーケットでジウ・ヴィセンテからバーミンガム・シティへと移籍した日本人MF藤本寛也。
彼はカラバオカップのポート・ヴェイル戦で移籍後初出場を果たしているものの、ハーフタイムに途中交代。
藤本はどのような状況にあるのか、『Birmingham Live』がバーミンガム・シティのクリス・デイヴィス監督に尋ねたところ、以下のような答えが返ってきたという。
「カンヤ(藤本寛也)とは何度か話をしたよ。彼はトレーニングにおいて明らかに大きな成長を見せているんだ。
以前言ったことの繰り返しになるが、彼は怪我を抱えながらここにやってきた。そして、その状況は終わりに近づいているよ。
今後についてはいくつかの選択肢がある。忙しい週であれば、彼をメンバーに入れて一定の出場時間を与えられる可能性がある。それ以外にも、U-21のカテゴリーの試合での出場機会もあるかもしれない。
彼をスピードアップさせるための道のりを見出すことになるだろう。その中で励みになるのは、彼が順調にトレーニングを続けてくれていることだ。まずはそれを始めることが重要だった。
その段階を終えることができたので、今はただこれから前進するための道筋を見つけようとしているのみだ」
藤本は加入時から怪我を抱えていたため、カラバオカップで出場してからはコンディションを確認しながらの慎重なトレーニングを続けていたようだ。
ただ、その怪我の状態はかなり改善されており、10月のハードスケジュールの中での試合や、U-21カテゴリーでのゲームで徐々に起用される可能性があるとのこと。