日本企業DMMが保有するベルギー1部のシント=トロイデン。
谷口彰悟、山本理仁、伊藤涼太郎、小久保玲央ブライアン、畑大雅、松澤海斗と日本人6人が在籍している。
そのシント=トロイデンは27日に行われたリーグ開幕戦で伊藤敦樹が所属するヘントを3-1で下して、白星発進を飾った。
この日はGK小久保、DF畑、MF伊藤と山本が先発(DF谷口は後半途中から出場)。
後半アディショナルタイムには伊藤が試合を決定付ける3点目のゴールを叩き込んだ。
日本代表経験もある27歳のテクニシャンは、ペナルティエリア内で巧みなトラップでボールを収めると、必死に寄せてきた相手をいなし、GKが反応できないコースに無慈悲な股抜きシュートを突き刺した。
昨季はギリギリで1部に残留したシント=トロイデンだが、いい形で新シーズンのスタートを切ることができた。
一方、敗れたヘントのイヴァン・レコ監督は「今さら泣きながら言い訳を探すこともできるが、もうそんな試合はしない」とこぼしていたそう。
ちなみに、伊藤は2024年元日のタイ戦で日本代表デビューを果たしたが、それ以降は招集されていない。